おとといまでのオランダ便りの続きである。
というわけで、アニンドリア・パフュームラウンジでの「パフューマーズ・ソワレ」のあとは、今度はアムステルダムのホテルオークラへ。
昨夜はクールなフレンチ・レストランにご招待されたので、今夜は私がご招待する。
せっかくなので和食を・・・と思い、社長以下スタッフと4人でホテルオークラの「山里(やまさと)」へ。
長崎の「出島」にならって?ヨーロッパに日本が進出しようとする意気込みを感じる店の名。
現在の和食店「山里」の席からは、池をメインにしたお庭が見える。
異国で日本庭園をここまで作り込むのは、長い歳月があってこそだと思う。
異国で日本庭園をここまで作り込むのは、長い歳月があってこそだと思う。
ただしコースの量は多めである。
オランダの人はやはり体が大きく、食べる量が違うのか。
今日は早朝からフルで人と会っていたので疲れているはずなのに、
話すことがたくさんあって彼女たちと別れがたい。
とうとう山里の最後の客になり、自分のホテルにタクシーで戻ったのは12時近くになってしまった。
エキサイティングな毎日だけれども、翌日も朝から取材が入っていて早く出てしまうので、ほとんど部屋で過ごす時間がないのがちょっと残念。
そのあと少し自由時間があるので、帰る前にせめて国立美術館にフェルメールだけでも見に行きたいと思っている。
※司馬遼太郎氏の「オランダ紀行」には、ホテルオークラの「出島という日本料理のコーナー」とありましたので、和食レストランと思いましたが、この記事を読まれた方からご指摘があり、「出島」は日本食レストランでなくバーだったそうです。どうもありがとうございました。