そして神戸のプラトン装飾美術館(イタリア館)続き。
テラスのティールームでお茶を飲んで一息ついた後、再度ゆっくりと邸内を回る。
美術館とつけられているだけあって、玄関横のサロンには、ルソー、ミレ、コロ、ボナールなどが飾られているし、地下のワインカーブの前にはロダンのブロンズや石膏のオリジナルもあった。
しかも、ガラス越しでなく間近に見ることができる。
ダイニングルームには彫刻の施された食器戸棚があり、銀器やガラス食器が飾られている。
薄暗い室内に対して、窓から入る外の光がとてもきれいで、映り込みとあいまって幻想的な雰囲気に。
このムーランルージュのティーカップはフランスの遊び心いっぱい。
この写真では、カップにも踊り子さんの足が描かれているように見えるが、実際には胴体は金一色のカップである。
近寄ってみると、鏡のようなカップにソーサーの模様が写り込んで、フレンチカンカンが見えるという趣向になっている。
普通ののアンティーク時計かと思ったら、湿度計だ。
階段の横に何気なく飾られているこんなところに、面白いものがたくさんある。
2階のパーラールーム、居間。
ここにも古典的な絵画がたくさん飾られている。
2階に上がった時、フランスのホテルの匂いがすると思ったら、 パウダールームにたくさんの香水瓶が飾られていた。
この大きな香水瓶は、フランスの蚤の市でもたくさん並べられていた。
古いものだが、実際に使うというよりもどちらかと言うと店内ディスプレイ用のボトル。
仕事とは違って、余暇の部分では特に計画をせず、行き当たりばったりのほうが面白いものに出会えるような気がする。
➤ユーチューブ パルファンサトリのアンティーク香水コレクション