初日、ショップで3つのインタビューを受けたあと、「satori,お疲れ様!ディナーは何が食べたい?日本食?」と聞かれたので「ぜひオランダ料理なるものを!」とリクエスト。連れていかれた典型的なダッチレストランで、翌日のイベントを前に乾杯。
メニューはすべてオランダ語。お酒の説明を聞くだけでもかなり時間がかかる。ジュネバというお酒の種類がとても多いと思ったら、このジュニパーの香りのお酒がイギリスにわたってジンになったという。
これは食前酒で、私は右の、バラとすみれの香りがする、フローラルでマイルドなお酒。色がわかりにくいが、きれいな紫色をしている。
おそらくだけれども、上のメニューの下から4番目にある「Vergeet me niet」というお酒だったと思う。英語なら「 Forget me not」か。「私を忘れないで」というロマンチックな名前。
VをFで発音すると、なんとなく英語と音が近くなる。
オランダでよく食べられるニシン(Haring)と野菜の前菜の盛り付けは絵画的。ビーツや、ラディッシュなどが飾られている。
「時々ニシンを丸ごと頭から食べるのがオランダ流だと思って、、顔を仰向て食べている観光客がいるけど、あれは田舎の方の食べ方で、アムステルダムじゃ、そんなことはしないのよ。」
と笑いながらいうTさん。
メインはお肉。思いのほか量が程よくて安心。
みんな、体が大きいせいか、とってもたくさん飲む。この前にすでに食前酒飲んでワインのボトルも開けている!
食事が終わり、夜10時を過ぎてようやく空が群青(ぐんじょう)色になる。街の夜景、そしてトラムの線路が描く曲線。ほんのりと酔いもあって、まるで、絵画の世界に紛れ込んだような気分。
☆移転のお知らせ
新住所にお引越しいたします。
7月8日(土)~10日(月)まで休業、オンラインは休まず受注いたします。
新しいアトリエで皆様のお越しをお待ちしております!
<新住所>
東京都港区六本木3-6-8 Ours 2F
パルファンサトリ