アメリカキササゲの花。
くま蜂が蜜を求めてやってきている。
昨日のような台風の後は、大きな木が折れていたりするものだから、どうなったかなと心配していた。
今朝、新宿御苑に行ってみたら、やはりたくさんの枝が道に散っている。
折れている桜の木もあった。
アメリカキササゲの花もすっかり落ちてしまっていた。
この写真は、台風の前に撮ったもの。
この朝、新宿御苑の小道をぶらぶら歩いていると、職員の女性がカメラを持ってそばの木を見ている。
「アラー、何かしらー」と思いそばにいって声をかけてみた。
視線の先には、古木にさく白い花が。
アメリカキササゲという、珍しい木だそうだ。
最初に日本に植えられたという。
落雷で折れてしまったが、下からひこばえが出てたくさんの花を咲かせている。
よく見ると、桐の花を白くしたようなきれいな花。
つぼみは紫の殻がはじけるように顔を覗かせている。
いつもそばを通っているが、木の花は全体に地味な物が多く
あまり気がつかなかったりするものだ。
美しい緑の中で働くっていいなあ。
御苑の職員の人はとても感じがいい方が多い。
環境がいいと人も優しくなれるのだろうか。
お仕事の手を休めて丁寧に説明をしてくださったかわいらしいお嬢さん。
この記事も、彼女が書いたのかな。
新宿御苑の最新情報から
http://fng.blog.ocn.ne.jp/shinjukugyoen/2010/06/post_0bab.html
昨夜の嵐で折れてしまった桜の木、普賢象。