むぎとろでは、これは「空飛ぶ鯛ちゃん」という名前らしいが、私は小さい頃「鯛せんべい」と呼んでいた。
大好きだったこのおせんべい。
縦じまの入ったゆるキャラ的な形と、特徴的なだいだい色がとてもとても懐かしい。
久しぶりにおいしい鯛せんべいを食べた。
これこれ、昔のままのお味だ。
(かっぱえびせんより古くからあると思うが)かっぱえびせんのようなサクサクの食感で、みりん風の甘じょっぱい味、というのかな。
実は大人になってからよそで見かけて、懐かしくて何度か買ってみたけれど、いつも期待外れ。
ちっともおいしくない。
「記憶は美化されるのかなあ・・・昔はおやつの種類も少なかったし・・・。」
そう思っていたが、記憶は間違っていなかった!
やっぱりおいしい鯛せんべいもあるんだ、と嬉しくなった。
空飛ぶ鯛ちゃん、いくらでも食べられるわい。
しかし、世の中的には、鯛せんべいと言うのはもっと大きくて硬くて、草加せんべいのような味のやつを指すらしい。
そういえば、そういうのも見たことがある。
ここのむぎとろのおやつはどれもとてもおいしくて、まめおかきも最高。
湿気やすいお菓子なので、食べきりサイズの小さいところもいい。