パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

ニース旧市街④ Plan du vieux Nice

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ニースの旧市街は、古い建物と細い路地で出来ている。(カンヌの旧市街もそうだけど)
今日はグラースの香料会社でA・パフューマーをしているTchieさんにニースを案内してもらう。
 
このお店は小さいけど、家族で経営していてとてもおいしいという。
 
そうそう、それって大事だよね。雰囲気OK!



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私はアニョー(子羊)をオーダーしたから、ラムチャップが出てくるかと思ったらアレ?骨がない。
柔らかくってお味がいい。でも量が多い。
自家製マッシュポテトと。
 
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彼女はプレ。フランスでは鶏が本当に美味しい。
少しづつシェアする。
野菜そのものの味が濃く、ラタトゥイユもとっても美味しいんだよね。
一人前が多いから、もうこれ一皿づつで十分という感じ。
あとワインと、食後のコーヒー。
 
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コケッコーなお味でした!
 
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そして続いて場所を変えてデザート。
ここはニースで一番おいしいと言われるジェラード屋さん。
いつも人がいっぱい並んでいるそうだ。
今日もすごく並んでいるけど、夏のバカンス時期になったらこの広場が埋め尽くされるらしい。
 
私はカプチーノとバニラメレンゲのダブルで。
 
大昔、中学校のクラブの帰りに、好味屋(こうみや)という喫茶店で、モカのソフトクリームを買い食いしたのを思い出しちゃう!
 
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「ねえねえ、中にいるお兄さんたち、なんかすっごいイケメンばっかりね。あの子なんか錦織圭君に似てる!」(さとり)
「この辺はイタリアに近いからですよ。イタリア人ってかっこいいじゃないですか」(Tchie談)
 
彼女いわく、圭君似の彼は新人らしく、「今日は忙しいっすね~」と先輩に声をかけると、先輩は「夏になったらこんなもんじゃねえ」いう会話をしていたそう。
 
 
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「うわー、アニョーをたっぷり食べた後でこんなにたくさん食べられるかな~」
「大丈夫です。なんなら私が食べますから。」
 
そう請け負ってくれたので食べ始めたところ、甘いのにくどくなくて完食しちゃった。
 
 
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ミゼリコルド礼拝堂前の広場に腰かけて、ジェラードを食べながら、夜が更けていくのも忘れおしゃべりをする。
日本語で話すって、考えなくていいからすごく楽。
 
ポツンとついた灯りが、もう南仏とさよならを告げている。
ここを去るのが寂しいのかな。それとも日本が恋しいのかな?
 
 
 
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