セイタカアワダチソウとアキノキリンソウ、どっちがどっちか名前をいつも間違えてしまう。
この、頭頂部あたりに花の房が放射状にたくさんついているのがセイタカアワダチソウと思われる。
背が高くなって花が小さな粒の粟(あわ)のようだから?それとも泡のようだから?
これは、花粉症の原因と言われたこともあったので、花を見ると避けて通るようにしていたがそうでもないらしい。この花粉は重くそれほど遠くに飛ばないそうである。
しかしリスキーな花と思い、いまのところそばによって香りをかぐ気にはならない。
アキノキリンソウは花穂が1本で、もっと花付きがまばらである。
そう思って以前撮ったそれらしき花の写真を用意してみたが、いざ比較のために乗せようとしたところ、葉の形がどうも違うのでさらに調べたらそれはキンミズヒキであった。
こんどアキノキリンソウをみつけたら写真を撮っておきたい。
セイタカアワダチソウは外来種であり、周囲の植物に対する成長抑制物質を根から分泌し、ほかの在来植物を駆逐していく。
また、肥沃な土地から栄養をどんどん取って背が高くなったそうである。
ススキに変わって一時勢力を伸ばしたそうだが、繁殖しすぎて土地がやせてしまったことや、今度は自身の出す抑制物質によって徐々に衰退、再びススキが盛り返してきたそうである。
欲張ると結局、身を亡ぼすっていうやつかな。
地下における隠れたる闘争、植物も受け身ばかりではないようだ。
草食系というやつもなかなかに侮れないかもしれない。