パルファン サトリの香り紀行

調香師大沢さとりが写真でつづる photo essay

嵐の爪あと 新宿御苑 SHINJUKU GYOEN NATIONAL GARDEN

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おとといの嵐で、たくさんの木が折れた新宿御苑
昨日の朝はまだその爪あとも生々しかったが、今朝に同じ場所を見に行ったところ、一日のうちにずいぶん片付いている。

池のそばの普賢象(ふげんぞう)という桜も、昨日は真ん中からぽっきり折れて生々しかったが、今日は小さく切られていた。
ちょうどトラックが来て、職員の人が運び出しているところだ。

声をかけてすこし話をしたが、いろんなところで木々がずいぶんダメージを受けているらしい。
植物のことを聞くと、いつもみんな気さくに応じてくれる。

 

 

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とにかくたくさんの人が働いていて、それがみんないきいきしている感じだ。
熱心に働く人を見るのはとても気持ちがいいものだ。

きっと新宿御苑のこと好きなんだろうなあと勝手に思ってしまう。

木の切りくずの中から、クワガタのメスが出てきた。
あわてて撮ったのであいにくボケてしまった。
だから載せられない。。。

職員の人が、「ケヤキの木の下では玉虫がよく見られる」と言っていた。
生まれてから今まで、生きた玉虫を見たのは2回しかない。
宝石のようにキラキラして、とても剥製(標本?)からは想像できない美しさだった。

またいつか会えるかなあ。

秋には温室もオープンするし、いつもなにかワクワクするようなことが待っている新宿御苑

 

 

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これは1,2枚目の木の前日の姿で、折れたばかりの状態。
台風が去ったばかりの状態だ。

 

遠くからチェンソーの音がしていたから、順次片付けているのだろう。

 

 

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ここは毎年3月にすばらしい枝垂れ桜が見られる橋のたもと。
りっぱな花を咲かせていたのに・・・。

でも、折れた横からは新しい木の芽が出ているから、横からまた育っていくのかも。

 

 

 

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日本庭園の池のほとりの桜も根元から倒れてしまっている。


 

 

 

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いつもはきれいに清められている森に入る階段も、たくさんの木の葉が落ちている。
いかにいつも人の手によって手入れされているか、そして昨日今日の忙しさがよくわかる景色だ。

たくさんの人の手によって維持されている公園。

こんな場所が都会の真ん中にあるなんて、素晴らしいことだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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