パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

パルファンサトリ オフ会 fragranceschool

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パルファンサトリ オフ会 fragranceschool

 
今日は先週末に行なわれた、パルファンサトリフレグランススクールの「オフ会」の様子をアップしてみました。
 
新しいアトリエに移転して1か月半。少し落ち着いたところでの、アトリエのお披露目をかねたスクール生対象のカジュアルな集まりです。
 
私はかねがね、まだお目にかかっていない通信の「生徒さんと直接お会いしたい、
そして質問を受けたり、色々と感想を伺えたりできたらな」と思っていました。
 
また通信は一人で勉強するので、普段あまり会えない生徒さん同士で、抱えている疑問や悩みなども話して交流できたら、きっと心強いに違いない・・・そんな風に考えていました。
 
きちんとした講座というよりは、オフ会は「私のサロンに、香りの好きな皆さん遊びに来てね」というようなイメージです。その時出てきた話題に応じて、香水や本などを次々と鑑賞する、というようなゆるいスタイルで開いてみました。
 
この日は後からOBの方なども参加されにぎやかになりました。
 
 
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スタートは昔のサンプルなどをあれこれ見ながら。お引越しの時に出てきたたくさんのサンプル類で複数あるものなど整理しましたので、みなさんに好きなものをお持ち帰り頂こうと用意しておいたものです。
 
 
メジャーからローカルまで箱の中に混在しているものをひっくり返して、思いつくまま嗅いでいきます。久しぶりに見る香水ひとつひとつに思い出があり、私もなかなか面白かったです。よく知っていると思っていたものも、当時の印象とのずれを改めて修正できました。
 
 
 
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話題の中で、「シャネルNo.5」のオードパルファンと香水の香調の違いが出て、とっても貴重なアンティークの「No.5」香水を鑑賞することになりました。ストッパー(蓋)の部分をみると、年代がわかるのですが、これは1924年に採用された形です。「そういえば、あの本に香水瓶の年代順の図が載っていたっけ・・・。」洋書を開いてみんなで確認。
 
シャネル№5は、「アルデヒドタイプ」の原点といわれますが、アルデヒドの出方が、今のものとはずいぶん違いますね。
 
その後は、連想ゲームの様に関連する香料を見たり、またそれにつながる香水を鑑賞したり。まるで、連歌会(れんがかい)ではありませんが、上の句、下の句、のように繋がっていきます。
 
 
 
膨大な香水や資料などは、今まで「とにかく集めて棚に詰め込む」のでせいいっぱいでしたが、お引越しを機に整頓して、ライブラリ的に探しやすくしてみました。
 
 
 
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サラダから始まり、2種類のスープ、サンドイッチの軽いランチもご用意。香りをかぐとおなかが減るんです!デザートは和菓子と抹茶です。
 
食事後はまた香りをみて話がつきません。
 
 
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前の日に頂いたバラの花も、アトリエを華やかに飾ってくれます。素敵な週末を生徒の皆さんと過ごせてとても幸せ、感謝の一日でした。オフ会はこれからも不定期に行います。今回欠席された方も、ぜひ次回はお越しくださいね!
 
 
 
 
 
 
10月スタートのフレグランスデザイン講座は、通信のほか、若干名の通学の席がございます。お申込みは9月16日まで受け付けています。(通学はお席数の関係上、次の欠員がでるまお待ち頂くことがございます。)
 
 
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