パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

芝生の上で 新宿御苑

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前日の天気予報から、今朝は必ず新宿御苑に行こうと思っていたが、一歩出ればこんなに空気が緩んでいるとは。。

 

まだ油断はできないけれど、ひとときの春を味わう。

 

新宿御苑の桜、ソメイヨシノの林。
もちろんまだ何も咲いてないけど、枯れ切った冬木立とは明らかに違う。

枝先が薄いベージュで、輪郭がふんわりぼやけて見える。
つぼみが少し、大きくなったにちがいない。

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王様だってこんなふかふかの、いいにおいがする絨毯(じゅうたん)を持ってない。
枯れた柔らかい芝生の匂い。新宿御苑の芝生の広場独り占め!

 

新宿御苑の芝生で朝からゴロゴロ、身体中わらくずだらけで大の字になって青空をみる。


飛行機雲。地面から気が満ちてくる。


 

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強い香りの白い水仙、ペーパーホワイト。一面の花は終わりかけだけど寂しくない。これから次々と、ほかの花が咲いてくるから。

 

 

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椿(つばき)の林を抜けると、梅林の裏に出る。
今年はまだ椿もつぼみが固い。


100本の梅の木のうち、まだ5~6本しか咲いてない。
梅も遅いし、さくら・うめ・椿が一緒に咲いちゃうんじゃないかな?

 

 

 

 

 

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