石鹸の香り、というのは日本人の好きな香りといわれるが、これは世代によってイメージが違う。
シルバー世代は石鹸と言えば牛乳石鹸の香り、もう少し下の世代はラックス。
そして若い人たちはこれといった決まった香りがなく、石鹸よりボディーソープを使う。
お風呂は順番に入るもの、石鹸は家族みんなで使うもの、そんな入浴の習慣もだんだん薄れてきたようだ。
それにつれて、シャンプーもソープも、ファミリーユースからパーソナルユースへと変わっていった。
年頃の娘が自分のために買ったシャンプーを使って叱られるお父さん、なんて。
清潔が好きな日本人にとって、石鹸や洗いたての洗濯物からしてくる香りは永遠の癒し。
それが、昔の思い出と一緒になっていたら、なおさらのことだ。
今の、この香りが10年、20年先の思い出を作る。
そんな楽しい今日にしよう。
※石鹸の香りには、基材の脂肪臭を消すのに合うアルデヒド、ローズ、ムスクが使われることが多い。
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