タロットカードは、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚から構成される。
普通、タロット占いで使うのは大アルカナと呼ばれるほうで、一枚づつに意味がある。
昨日写真を載せたのは、「月」と「星」と「恋人」たち。それから「死」と「正義」と「塔」の大アルカナのカードだ。
ここにあるのは、小アルカナ。これがトランプの原型と言われる。
タロットとトランプのどちらが先かは今でも論争になっているようだ。
それはさておき、上の写真は「剣」のカードで、意味は貴族、トランプのスペードにあたる。
とっても怖いのに、退廃的な美がある。
心臓に刺された3本の剣なんか、みてるだけで胸がずきずきするような気がしたものだ。
下の写真、上の段の左2枚は「棍棒」で、農民を意味し、クラブにあたる。
4本のバトンが門を作り、彼方に家が見える、これは私のお気に入りだった。
右2枚はコイン。商人とダイヤを意味する。
下4枚はカップで聖職者を表し、ハートに相当する。
なんといっても花いっぱいのカップが希望に満ちていて大好き。
夜、みんなで、これを使って「ナポレオン」(トランプゲームの一種)をしようということになったが、ややこしすぎて、途中でギブアップ、普通のトランプに変えた。
やはり、これは見て楽しむものだ。
背中で語るという言葉があるが、人の後姿には何とも言えぬ哀愁がある。
人生を背負っているからだろう。
ちょっと、感傷的?