とってもいい物を見つけた!と思ったのだけど・・・。
先月の古い家の整理の時に、トランプなどと一緒に出てきた古いタロットカード。
これを買ったのは中学か高校生くらいか?
この年代のご多分にもれず、女の子は恋占いに夢中。
放課後のクラスルームで、友達とトランプ占いやこっくりさんなどをしたものだ。
ときどきは、だれかの家にお泊りに行って、秘密めいたタロット占いなどを朝までやった。
これは、1970年ころに発売された「アクエリアン タロット/Aquarian Tarot」
輸入雑貨のお店で見つけた。お小遣いで買うのはちょっぴり高かった。
もっと古典的な、そして小ぶりなカードもあったのだけど、神秘的な絵柄に惹かれてこれを選んだのだった。
まだ、売っているのかな?と思って調べたら、なんと、4000円弱で今でも売っているようだ。
もっと、高かったように思うのは、円が安かったから?それとも、子供には高額だったから、そんな印象が残っているのだろうか。
昔のは裏も青一色なのに、今のはきれいな絵柄がついていてもっといい。
見つけて喜んだけど、なあんだと思った。
アールデコ調のパターンをあしらい、悲劇的な図とロマンチックな構図がとても好きだった。
不吉なカードでさえ、怖いのに見たい・・・という魅力あるカードだ。
ちなみに、3枚目の写真にある、[Strength]というカードは「力と勇気」を表し、『このおやじカッコいい』と思っていた記憶がある。
今見ても、いい感じじゃないの。「うーん、ファザコンだったのね」と再認識。
アクレリアンタロット 明日につづく