いまさらという感もあるが、エニシダは、露地ではふつうゴールデンウィークころに咲く花だ。南仏では香料も採られている。ミモザなどと同じマメ科の花。
これは、目にまぶしい明るい黄色が楽しくて、春3月ごろに鉢植えで買ったもの。蝶々がたくさんとまっているような、丸いトピアリーの形になっていた。
一気に咲いた後、忘れたようにポツリ、ポツリと1輪づつついていたのが、今、2番花が結構咲いてきて、せっかくなので撮ってみた。
英語ではBroomという。枝葉が「ほうき」の形をしている。この枝で作ったほうきに、魔女が夜中に乗って飛ぶらしい。
蝶がとまっているようにも、雀が群れているようにも見える。
金雀枝の黄をふりかぶる雀かな 早船白洗