「ニュー・ウエスト」アラミス1990年。
マリンノートをコンセプションした初めての香水。
アメリカ東海岸から見た、西海岸のリゾート、明るい海をイメージしたという。
新しいタイプの香り、と思っていたのに、発売からいつの間にか20年を過ぎてしまった。
しかし、今見ても決して古臭くない。
つまり、当時としてはすごく先を行っている香りだ。
香りはグレープフルーツとフローラルオゾン。
ウッディのセダーノートや昔のムスク、トナリドも重要。
オゾンノートにセダーノート(ベルトフィックスやアセチルセドレン、セダリルアセテートなど)を絡めて、ざらっとしたウッディにしている。
強く硬く見せているのは、ちょっぴりのキノリン。
この後に続いて、オゾン・マリンタイプのエポック・メイキング的な香り
エスケープ(カルバンクライン)がでる。
このへんのは、アンティーク香水のように美しい香水瓶ではないので、絵にはなりにくいのが寂しいところ。。。