1月の下旬、古い友人と食事をした。 よもやま話の中に、家の梅の木が一輪咲いたと彼がいう。 彼の家の庭にはお稲荷さんがあって、その横に一本の紅梅が立っている。部屋の窓からその蕾が、日、一日とふくらんでいくのを楽しみに眺めていたが、その朝ようやく…
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