パルファン サトリの香り紀行

調香師大沢さとりが写真でつづる photo essay

桐箱の真田紐の掛け方

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真田紐は、お道具などの箱をしばるのに使われます。

簡単なようで、案外結べないと言う話を聞くので、結び方を写真に撮ってみました。

お茶などをされていなくても、人前でささっと結べると素敵ですね。


一度覚えてしまえばなんということはないのですが、ちょっとだけコツがあります。

 

①桐箱の底にあいている穴に、箱裏で交差するように真田紐の両端を通します。(穴のない簡単なタイプの箱もある)

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②紐の中心が、箱のふたの上にL字になるように掛けます。

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③手前の紐を、上から通すようにして掛けます。(下から通すとうまくいきません。ここがポイント)

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④右の紐も、上から左下に向かって通すように掛けます。(下から潜らせるとうまくいきません。ここもポイントです)左右の紐の端をぎゅっと引きます。

 ⑤左の紐を輪にして二つ折りにします。101004samurai ribon3.jpg

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 ⑥右の紐を上からかけて蝶結びにします。

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⑦ 形を整えて出来上がりです。

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 いかがでしたか?

左右が逆になっても、同様に上から通すことを覚えておけば大丈夫。

 

 

※読者の方から、より詳しいご説明をコメントでいただきましたのでどうぞご参考下さい。
  専門家の方よりのご意見、ありがたくお待ちしています。
  みなさまこれからもサポートよろしくお願いします。

 

 

 

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