パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

Mizunara-ミズナラ- 香水ミズナラのまとい方

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ミズナラのまとい方  

 男性の肌には、レザー感のあるアニマリックな本来の香りがあります。ミズナラのラストノートにあるドライアンバーは、その肌の香りになじんでセンシュアルに香ります。ぜひ胸元にスプレーして、素肌から香らせてください。ちょっとしたしぐさの時に、胸元や襟足からほのかに匂い立つでしょう。
 「あれ?いい匂いだけど何だろう・・・」と、思わず近寄ってみたくなるようにまとうのが素敵です。 

 女性の装いでも、少し影のあるトップのガルバナムグリーンやミドルのウッディノートは品よく凛と香るでしょう。ラストのスモーキーでセンシュアルなモルトコアベースは、身体を動かしたり温まったりしときにほのかに香ってくるように腰や太もも、膝の裏などの下半身につけておくのがハンサムです。
 また、空間で合わさるように、手首などの上半身にはシルクイリスのようなソフトな香りを軽くつけてみて。きりっしたミズナラに、ほんのり女性らしい暖かさも加える、新しいレイヤードの方法です。


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 香水文化が根付いた海外と違って、日本では日本らしい思いやりのあるつけ方が必要です。マナーを守って使うことがあなたの知性と教養をより引き立てるでしょう。季節、天候、T.P.Oに合った香りを選ぶためのちょっとした香水の知識は覚えておかれるとよいですね。
 
 香水は使って消えていくただの消耗品ではありません。自分に対する気遣いがすこしずつ心に積み重なり、ふとしたときに人柄としてにじみ出てくるものです。香水はゆとりある大人の魅力を磨いて行くツールなのです。


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