ツイッターでオトモダチになった paritoperi さんのツイートを読んでいたら、こんなかわいいカードゲームを作っていることがわかった。
対戦型有機合成ゲーム「遊機王」である。
ベンゼンちゃんが活躍してさまざまな物質に変化する、その分子量の大きさを争うカードゲームだ!
さっそく注文して送ってもらった。
出発原料カードに試薬カードを組み合わせて合成物を作る。
パラメーターカードというのがまた面白い。
自分を有利にするポジティブカードと、相手の邪魔をするネガティブカードがある。
コンタミ、ドラフト爆発、予算打ち切り・・・などがネガティブカードで、一緒に出すと相手の合成分子量への効果を無効にしたりできる。
じっくり読むと、実験中の苦労がしのばれるなあ・・・。
丁寧な遊び方や分子量一覧表もついているので、お子さんや有機化学のわからない人でも楽しめるし、かわいい絵柄を見ているだけでも癒される~。ゆるキャラというやつ?
小さい頃はいろいろなものになりたかったものだが、漫画家になりたいと思ったこともあった。
何といってもコミック世代。
それに、カードをハサミでちょきちょき切って作るというのも、子供の頃の雑誌付録を思い出してノスタルジーな気分。
「あたしユリの香りの芳香剤になりたい♡」
とつぶやくベンゼンちゃんはとっても愛らしい。
元素の構成で表現される化学式の中にあっては面白みのない分子たちも、ひとつずつ愛情込めて描くとこんなに表情が豊かに。
こういう難しそうなことを、楽しそうにプレゼンするというのは、実はトテモ賢いと思うのだ。
スクールでの香水の調香には直接の関係はないけれど、ちょっとデスクの上に置いておきたいグッズである。
私、ユーモア大好き!
詳しくはこちら➤遊機王無事ブースにて出展 サイエンスアゴラ参加記念 連載漫画 1
マンガを読むだけでもかなり面白い。
※この記事の掲載につきましては制作者の許可を得ています。