暑い夏が終わり、それほど寒くならないまま秋が過ぎて、ようやく冬らしい寒さになった。
朝起きて、キッチンでお湯を沸かし、半覚醒の頭を熱い紅茶ですっきりさせる。
「冬はつとめて」と書いたのは清少納言。
早朝の厳しい寒さ、急いで炭火を熾す様子が思い浮かび、しんと冷たい中にはぜる炭火の音や香りまで思い浮かぶようである。
などと気取って書いていられるのも、本物の大寒波がやってくるまでのこと。
「こんな寒くちゃ、余裕いってられない~!」
というのが正直なところだ。
北国から来た人は、東京は温かいと言うけれど、ずっとここにいる身には堪(こた)える。
今年も冬が長いのかなあ。
夏は夏で、もう本当にいい加減にして!と言う頃にやっと猛暑が終わるのだけれど、冬の寒さも勘弁してもらいたい。
でも、これからが本当の本番。
あと2ヶ月も耐えられるかな。。。
この、凍った杭の景色がお気に入り。