パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

オランダの洋服屋さん_オランダ便り_10_SUITSUPPLY

20170629オランダの洋服屋さんスーツサプライ1.jpg

住まいから、アムステルダム国立美術館前のスーパーに買い物に行く途中、いつも気になっていた紳士服のお店。このブランド、「スーツサプライ」っていうのか。。。紳士服と言えば、イギリスは質実でコンサバ、フランスは華麗、イタリアはその中間なんて特徴を耳にするけど、オランダの服ってあまり考えたことが無かった。

でもメンズファッションの歴史をたどると、17世紀初頭はスペインの弱体化により、新興国オランダの富裕市民がヨーロッパでの流行の先端を担っていたこともあったとかなんとか、にわか知識である。



20170629オランダの洋服屋さんsuitsupply6.jpg


大きな窓のガラス越しに、アトリエが見える。すぐ目の前には職人さんのミシンが並び、その向こうにはアイロン台が。次々と持ち込まれるパンツにアイロンをあてるやいなや、振り返って今度は裾を手際よくあげていく。




20170629オランダの洋服屋さんsuitsupply7.jpg

「チャッ」という音も一瞬で一周。

秒で。



20170629オランダの洋服屋さん4.jpg

首からメジャーを下げて、職人さん、ストイックな感じ。板前さんみたい。

たった裾上げだけだけど、プロの手仕事を見るのって、とても興味深い。


20170629オランダの洋服屋さん2.jpg

『写真撮られててもすましている』と思ったら、にやっと笑ってパンツの裾をくるっと裏返し、すぐ目の前に置いてくれた。見られているの、しっかり意識してるんだわ。技がお店のショー だもの、見せるの上手。


出来上がって並んでいるものを「ただ当たり前のように買う」という時代から、お客様もだんだんと作る方へ興味が移ってきたのかな。

こういう形態って、食べ物屋さんなんかでは昔からある。どうやって作っているか、みんな知りたいよね。

20170629オランダの洋服屋さんsuitsupply.jpg

アトリエの隣はショップになっていて、道の反対側にもショップがある。この通りは店がまばらなところなのに、ずいぶん大きな紳士服屋さんなんだな。



20170629オランダの洋服屋さんsuitsupply8.jpg


SUIT SUPPLYというオランダのお洋服屋さん。もう、日本にも入ってきているのかしら。質のわりにお手頃価格なのだって。


企画、製造、販売までを一貫で行うSPA(Specialty store retailer of private label apparel)形態なのだそう。1986年にGAP(ギャップ)が使った言葉なので、もう新しいというわけではないけれど、この言葉からわかるとおり、もともとはアパレルのビジネスモデル。

パルファンサトリはアパレルじゃなくて香水なので、言ってみたらSPPかしら?でも大昔はみんな製造小売業から始まったのよね。むしろ、百貨店を中心とした流通形態の方が歴史が浅いのかも、、、なんて思ってみた、素人考えだけど。。











イリスオム60.jpg
☆パルファンサトリ オードパルファン イリスオム
あっさりとしたシトラスから軽く始まり、時間の経過とともに、ミドルノートからラストノートまで、イリスの優しい香りが穏やかに香り続けます。



☆移転のお知らせ

新住所にお引越しいたします。
7月8日(土)~10日(月)まで休業、オンラインは休まず受注いたします。
新しいアトリエで皆様のお越しをお待ちしております!


 <新住所>
 東京都港区六本木3-6-8 Ours 2F
 パルファンサトリ
 
 新しい場所の地図は7月10日より掲載します。
Copyright © PARFUM SATORI All Rights Reserved.