匂いはないか、ほとんど感じられないバラたち。
それでもやはり美しい、アラベスク。
赤と白の絞り模様が珍しい。
十代のころ夢中で読んだバレエマンガも「アラベスク」と言ったっけ。
山岸涼子センセの名作。
黒鳥の踊り、32回の大回転シーンを真似した人は多いだろう。
もう、新宿御苑のバラはほとんど刈り込まれてしまった。
芳香バラを中心にアップしてきたが、匂いがなくてもきれいなバラの写真がたくさんある。
こちらは名前を記録する意味で載せておこう。
上はサリーホームズ。花びらが柔らかく巻いた優しいバラ。
ゾマービントSommer wind。
夏の風(Summer windサマーウィンド)という意味。
中輪房咲き、花びらのふちに切れ込みが入ってフリルのよう。
かわいらしいバラ。
シェネービッチェン。
白い小ぶりの花が雪崩(なだれ)るように咲く。