今日はバラの咲き具合を確認しようと思って、バラ園に行った。
先日の嵐でツボミの時に傷ついてしまったのか、花びらの傷んだものが多い。
そこで特に、香りのあるバラを中心に嗅いでみようと思い立った。
これは、シャリファ アズマという。
これは、シャリファ アズマという。
淡いピンクが中心から輝くようにふんわりと開いて、お姫様ローズ。
去年は無かったと思うのだけど・・・。
最近はバラの名札にちゃんと「香りのバラ」と表示されている。
花の色や形だけが注目されがちだったバラ園でも、香りへの関心が高まってきたのだろうか。
こんなところにも、世の中に香りが身近になってきたことが感じ取れる。
残念ながら生け垣に阻(はば)まれて香りを見ることができないバラが多い。
せっかく「香りのバラ」と書いてあるのだから、できれば香りの鑑賞できる場所にもあるといいなあ。
モリニュー。ロゼット咲きの可愛いバラ。
今日は花が遠くて香りがかげなかったのだけれど、2012年の記録によると、
「リンゴのような香りがするし、香料のロザルバ(Rosalba、9デセノール)という、脂っぽい匂いも感じられる」
と書いてある。
日本のバラ。芳純(ほうじゅん)。
鮮やかなピンク。
柔らかく甘い、花びらをちぎったときの匂い。
ローズP。
ローズP。
パットオースチン。
これも芳香バラ。
このバラは首が細く、うつむき加減の上、いつも背中をむけていて、なかなか顔を見せてくれない。
手を伸ばし、カメラで覗きこむようにして撮る。
丸い花びらが、これもプリンセスなバラ。
秋のバラは、どれも少し小さめ。
黄色いたっぷりとしたフリージアという名前のバラ。
フリージアという花は、リナロールとかジメトールの匂いだから、このバラとは違う香りだけど、きっと色が黄色だし、香りがいいからそんな風に名づけたのだと思う。
花びらのようなローズPの匂いと、すっきりとした少しシトロネロールの匂い
昔のバラの記録を読んでみたら、同じことが書いてあった。
これは、芳香バラで花けれど、プレイガールというばら。
濃いピンクの花びらがゆるく、一重なのがたくさん開いていると、ふしだらな感じが魅力。
「プレイガール」とか、「ふしだら」という言葉は、なんだか昭和の匂いがする。