パルファン サトリの香り紀行

調香師大沢さとりが写真でつづる photo essay

季節はずれのレンギョウとユキヤナギ

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もうすっかり景色は冬枯れの寂しい色。
 
レンギョウも枯葉の茶色と細い枝ばかり・・・。
しかし、遠目にみてどうも黄色いものがパラパラとついている。
 
こんな時期に・・・まさか?
 
 
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近寄ってみると、あらやっぱりレンギョウ(連翹)の花。
本当ならば、3月に春を呼ぶ花なのに。
 
寒さのせいか、春のレンギョウよりもずっと小ぶりだ。
 
なんか間違えちゃったのかな?
 
 
 
 
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レンギョウのブッシュと並んで、ユキヤナギもこんもりと茂っているこの場所。
よくみると、ここにも白い花がほんの数輪。
 
せっかく咲いても、冷たい冬の風が吹きつけては辛かろう。
 
世の中というものは、人より一歩早いだけでも受け入れられないと言うのに、こんなに早くては。
 
 
 
リシェス(RICHESSE) NO.10 WINTER 12月28日発売の327ページに、パルファンサトリの新作、オードパルファン「紺白(コンシロ)」紹介記事が掲載されています!
「Richesse Times」Japonismeの欄です。
 

 

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