パルファン サトリの香り紀行

調香師大沢さとりが写真でつづる photo essay

和紙の装飾加工  磨き出し

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そしてこの日、とっても珍しいものを見せてもらった。

 

 

古典的な技法のひとつで、この、版木のうえに金銀箔の紙を置いて、上からごしごし磨くと模様が浮き上がってくる。

 

 

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↑先生自ら、試しに実演。

これは、わかりやすいように均一に磨きだして見せているが、紙全体に模様をつけるよりも、他の技法と合わせて部分的に使うと効果的だそうだ。

技術だけでなくて、デザインセンスの問題。

 

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これをこするのはイノシシの牙でなくてはならないそうだ。
猪の牙なんて、初めて見た。

 

 

磨き出しの正確な説明はN工房さんのHPでお読みください。

 

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