9月、フランス滞在中にカンヌでヨットレースがあった。
前の日まで、ガンガン風と嵐で海は大荒れだったが、この日はようやく日差しも見られた。でも、まだ雲が速い。
あまり詳しくなくて、外見ではヨットとクルーザーの違いもいまいちわからない私。
ちょっと調べたら、日本ではセーリングボートをヨットと呼ぶが、欧米では個人で所有する豪華な船をヨット(yacht)と呼ぶらしい。さらに、帆で走る大きなクルーザをセーリングヨットと呼び、帆がなくてもエンジンで走る大きなクルーザがモータヨットということで、なんだかますます分からなくなってしまった。
しかし、見ていて美しいことだけはよくわかる。見物に来ている一般の人たちもすごくたくさん、やはり、日本にはない歴史を感じる。
レースは一斉にスタートするのかと思ったが、どうも順次スタートしているみたい。走っているところは見れないので、係留中のものをぶらぶらと撮影した。
小さなクラッシックヨットも、ニスがつやつやしていて大事に手入れされ、愛情が表れているようだ。大きくてもあんまり惹かれないヨットも。
この、真鍮の部分をピカピカに磨きあげるのはさぞ大変だろう・・・。
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港まで一緒に行った彼(彼氏ではない)は、来年2月のレースに出ると言っていた。「寒くないの??」とおバカなことを聞く私。「冬は風が強くていいんだ」という横顔がなんとなく海の男っ!