緑の網目筋が入った小さなアミガサユリの花。
バイモともいう。
花の付け根からしゅるんとした細い葉が伸びて、先がくるりと反転する。
この「くるくる」で他のものに巻きついて体を支えるのかと思うが、アミガサユリが地面から生えている写真をみると、自立しているようだ。
何のためのツルなのかな。
こうしてくるくるする植物は、葉の柄が巻きつくもの(クレマチスなど)、ツルが伸びるもの(豆類)、伸びていく本体が絡みつくもの(アサガオなど)がある。
いろんな方法で、何かによりかかって立っているのだ。
らせん、ぐるぐる、まきまき、植物って本当に面白いな。
▶ 植物事典 あみがさゆり ユリ科 バイモ属 学名:Fritillaria verticillata var. thunbergii