パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

苦痛にどう対処するか

 

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苦痛にどう対処するか

 

苦痛にどう対処するかの研究が心理学でされていて、
冷水を使った実験があるそうだ。

 

冷たい水に手を浸すとだんだん痛くなってくる。このとき、いろんな言葉を与えてどのくらい長く耐えられるか、比較をする。

「冷たいことを考えないで、他の楽しかったことを思い出すように」と言うよりも、「冷たさがだんだん痛みに変わって、痺れに変わる一点を味わうように」と言われたほうが長く我慢できるらしい。

そのただ中に突入してしまったら、こんどは目をそらすよりも、じっと見つめることが耐える時間を延ばせるようだ。

一人では少し難しいように思う。そう言ってくれる人がいれば、そうかもしれない。なんだかんだといろんなことをやっているうちに、月日が経って、やっぱりまた春がめぐってくる。それを知ってるから待てるのかも。

気が早いけど。

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