春の花でも地味めな花もたくさんある。
梅よ桜よと浮かれている陰で、草木の緑に溶け込んでひっそりと咲く木の花、野の花たち。
春の花はたくさんあって、一日一種類ではとても間に合わないうちに次の季節がやってきてしまう。
とりあえず、いっぺんに載せてみた。
これはミズキの仲間の花のようだ。シナミズキかな。
カサカサとした花がドライフラワーっぽくて、匂いに期待していなかったのだが思いのほかよい匂いがした。
グリーンフローラルの柔らかい匂いで、ジャスミンの中にある「ヘディオン」そのものという感じ。
しかしジャスミンのような甘さもゴムっぽさもアニマルもない、さわやかな香り。
カタクリの紫の花が咲いている。
球根から片栗粉を採る。
どんな匂いなんだろう、対岸にあるのでそばに寄れない。
ハチジョウキブシ。
キングサリのように下がって、ゆらゆらととてもきれい。
クスノキカエデの白いアワのような花。
テントウムシが動き出す春。
アセビ、馬酔木。
鈴のような小花が房になって咲く。
匂いはないとはいえないがごく薄い。
これはめずらしいピンクのアシビ。
毒があるらしく、草食動物も食べない。
フッキソウ。
新宿御苑の玉川上水分水道。
対岸から望遠で撮った。
➤スミレ スミレ科 スミレ属 学名 viola mandshuca