ここはJR千駄ヶ谷のホーム。
ここは将棋堂(八角堂)があり、中には1メートル20センチの欅製(けやき)の大駒が鎮座している。
千駄ヶ谷駅に飾ってあったのはレプリカであろう。
本物はふた回りは大きい。
うららかな冬の初めの朝。
鳩森神社の中にはすがすがしい気が満ちて、元気をもらえる。
ここの、鳩みくじは、結ぶと鳩の形になりとってもかわいい。
このデザイン、考えたひとすごい。
昔、30年ほど前に、ちびっこたちを連れて、この将棋道場によく来たものである。
当時、私も付き合いで指していて、
四間飛車(しけんびしゃ)と美濃囲い(みのがこい)の一つ覚えで、8級までなった。
昇段というのは、最初9級から始まって、1級まで登ったあと、初段、二段、、、と上がっていくので、下から2番目の8級では全然自慢にもならないが。。。
年齢関係なく、前に座った同じ技量の相手と対局し、勝てば点数がついて級があがっていく。
このくらいの級はほとんどが子供だったが、その子供相手にこてんぱんに負けた。
地元では将棋の横綱だった小学生の連れは、どんどん出世して初段まで行った。
ニ段の壁は厚かったようで、ついにその上には行けないまま、
別のスポーツに興味が移ってしまったようだ。
11月17日の朝。
もしやと思い「ねえ、将棋の駒(こま)のお茶碗はないの?」と母に聞いたがさすがになかった。駒の代わりに馬上杯(馬の上で柄をもって飲む杯)の取り合わせにて毎朝の一服。
与一「このセレクト、桂馬(けいま)にかけてでやしょ?」
さとり「ノンノン、角(かく)行が成って竜馬となるのじゃ。」