今朝、突然、おひな様のことを思いだして、出してみることにした。
小さい頃は毎年、母が出してくれていたのだが、このところずっとしまいっぱなし。
本当は、おひなさまは毎年飾ってあげないといけないのだが。
女の子が誕生すると、初めての桃の節句にひな人形を買う。
母は三人姉妹だったので、座敷に段飾りのおひなさまが3組並べられたそうだ。
昔はほかのお人形も全部だして一部屋に飾ったらしい。
お節句の前は近所の人も手伝ってくれるので楽しい気分で飾り付ける。
でも、しまう時はやる気もなくなってしまう。
長女の母が、年の離れた妹の分まで「一人でかたずけるので大変だった」という。
母の持っていた大人っぽい顔立ちのお人形を違って、私のは童顔で2.5頭身。
髪型もまだ元服前のおかっぱ(角髪?)だし、お内裏様で10センチ、三人官女や五人囃子などは8センチくらいの小さな木目込み人形だ。
きっと片付けが大変だったトラウマが、こんな小さなおひな様を選ばせたのだろう。
小学校のころは、ほかのお友達の持っている布でできた御所風のおひなさまがうらやましかった。
でも、いまあらためて出してみると愛くるしい。
長い間布にくるまれて、髪に寝癖がついてしまっている。
どうやって直したらいいのかな。。。
左はきりっとイケメンの左大臣、右はふっくら癒し系の右大臣。
今日は二十四節気のうちの雨水。
これから雪が雨に変わり、暖かくなる。
この日におひな様を飾ると良縁に恵まれるそうだ。
明日につづく・・・