パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

自分の香水を作りたい!調香のお教室

 

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 自分の香水を作りたい!調香のお教室

 

生徒のMさんが、今日、調香教室の「基礎科」を修了した。
これは、基礎科24回の授業で作った香り12本をまとめた、彼女の作品集だ。

 

Mさんは、「世界の名画12選」というテーマで、ゴッホゴーギャン、夢二など、有名な絵をモチーフにした香りのシリーズを考えた。

 

上は、左ページに香りの処方箋、右ページにクリムトの「接吻」の写真となっている。
奥に見えるのは12本の香りの作品。
このうちの1本が「接吻」に対して創られた香水だ。

蒔絵のような金、オリエンタルなムードを表現した香水になっている。

 

 

対して、下の写真は、藤田嗣治の「カフェにて」。

この絵をテーマにした香りは、ウッディアンバーで、絵の中の革張りのソファからレザーが漂ってくるようである。

 

 

ほかにも「オフェーリア」を表現したみずみずしいグリーンフローラルタイプの香りや、ロートレックの古き良き時代など、全部の作品にはそれぞれ、色合いやイメージがよく表現されている。


この画面からだけではわかりにくいかもしれないが、コースが終わるころには、香りの言葉も覚え、この写真を見ただけでどんな香りなのか想像できるようになる。

このコース、基礎科では、「日本の伝統色12色」や、「世界の名曲12選」「おとぎ話」など、それぞれの生徒さんが自分の好きな世界を香りで表現する。

香りのこともだんだんわかってきて、勉強していてもっとも楽しいクラスのようだ。
Mさんも忙しい中がんばって、それまで創った香水を、卒業制作の作品集に仕上げてきた。

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教室は入門科、基礎科と進んでいく。
入門では香調別にグループ分けされた香料を覚えながら、オリジナルの香りを12本作る。
ほかに、香水の基礎知識や、香りの世界全般の一般教養を学ぶ。
およそ半年で72本の香料を使う。

次の基礎科では、ブランド別にさまざまな香水を観賞しながら、自分のテーマに沿った香水を12本作る。これもおよそ半年で修了。

 

合わせて1年くらいで、144本の香料を覚え、24本の自分自身でオリジナルの香水を作るわけである。

自分で作った香水は、この教材についている、パルファンサトリオリジナルのケースに、12本の作品を入れ卒業制作にする。
ただ作るだけでなく、こうして一つのまとまった形になると、達成感があって嬉しいものだ。

アルバムや、香水瓶のラベルは自分で選んで作る。
みなそれぞれ、テーマに合った装丁のアルバムやラベルなどを工夫してとても個性的だ。

 

ページの左は処方箋、右にイメージのイラストや写真で、奥は基礎科まで終わった人に出る修了証。

通信教育でも学べる。

 

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生徒さんの声

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