パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

春一番の沈丁花(じんちょうげ)

110227ジンチョウゲ.jpg

夜の沈丁花

『こりゃ、ぜぇったいどっかにあるはず』

 

そう思って、それらしき常緑の刈り込みの中を探してみた。
10メートルほど先のくらがりに、やはり2輪だけ開花した沈丁花があった。

 


シャメで暗かったので非常に画像がよくない。
が、記念、記念。

うれしいー。
涙が「だーっ!」っという感じだ。
(花粉症じゃなくて、嬉しさに)

 


沈丁花が咲くと、いよいよ春が来たなと思う。

沈丁花を発見するのは夜が多い。

 

なぜならば、昼間はわさわさと気ぜわしく、意識が散ってしまうから。
夜、暗いと視覚情報は減り、その分ほかの感覚が敏感になるとおもう。

 


下は、新宿御苑沈丁花。つぼみ。
しばらく、新宿御苑に行ってない。

暖かかったから、きっともう咲いてるね。

 

110227ジンチョウゲ2.jpg

 

 

 

Copyright © PARFUM SATORI All Rights Reserved.