パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

揚最中 中里

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「よーいーちー。こんな寒い日は、熱いそば茶とあんこものが欲しいねえ。」

 

 

「やっ、タカシマヤのデパ地下までひとっ走りいってきやしょう!」 

・・待つことしばし・・・

「あらー、今日は火曜日だから、 中里があったんだね」
「全然揚げてるさいちゅう(最中)じゃなかったんですけどね・・・。」
「おまえ、最近じゃみんなに受けようと思って・・・ベタだねえ。(最中→もなか)」

 

塩気のあるパリパリの皮に挟まれたあんこ。
揚げ油が軽いコクを加えている。

 

開けた瞬間に3つ減ってしまった。
与一をよういする余裕もなく、
いつものように、食べてからあわてて残りを撮ったので。

 

昔、秋元康さんが
「女の子は普通の最中じゃなくて、こういうお菓子を持っていくとお洒落だ」
と紹介したそうだが、確かにちょっと粋な感じ。

「御菓子司 中里」の揚最中(あげもなか)
東京都北区中里1-6-11

 

 

 

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