ちょっと長めの滞在では、ホテルよりアパートを借りるのが便利だ。
ここが私の仮のおうち。2階に住まわせてもらっている。
こちらに来ていつも思うのは、こちらの食事は汁気のないものが多く、
長くいるとどうしても、何か温かいつゆのもの、やはりおみそ汁のようなものがほしくなる。
そんなとき、小さくてもいいからキッチンがあると本当に楽だ。
前回はゲストルームが付いていたが、今回のおうちは1部屋だけ。
でも明るくて気持ちの良いお部屋だ。
ちかくにはマルシェ(市)があって、毎朝新鮮な野菜や果物が売っているし、
ちょっとしたお惣菜などもテイクアウトできる。
やっぱり、おうちごはんは癒されるわあ。
とはいえ、朝早くに出なければならないし、戻ってくる夜8時はすでに商店は締まっている。
なので、便利なのが「ピカー」というフランスの冷凍食品店。
行けるときにまとめて買いだめしておく。
電子レンジひとつですぐ食べられる、
ありとあらゆるものが冷凍になっている。
そのとなりにはさっき話に出てきたマルシェがある。
午後はみなかたずけてしまい、がらんとしている。
すごく広い。市tの写真、これは中央から撮ったので、全部の広さは2倍はある。
ここが、6月に開かれる世界調香師会議の初日、
カクテルパーティーの場所になる。
周りをテントで区切り、屋台が周りに並び、
大勢の人で話しても声が聞こえないくらいにぎやかになる。
翌日からは、今やっているカンヌ映画祭の舞台、パレドフェスティバルへ会場を移す。
フランスはこんどの土曜日から3連休で、ようやくこのあたりをぶらつくことができそうだ。
なにしろ、ノンストップでふらふら。のんびりしたいと思っている。