パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

新宿御苑の花 ツワブキ・福寿草、あれこれ

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考えてみれば、ツワブキはキク科の花だから、種はタンポポみたいになってもおかしくない。

 

 

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はじめ、丸い綿毛を見たときに、「うわ、なんだろう」と思って、よくよく見れば蕗の葉の様だ。枯れてしまった茎の先にはまだ、花びらの残っているものもある。花時しか注目していないので、あんがい種の時期とか見過ごしてしまう。

「しらなかったわあー」

タンポポより立派で強い感じ。タンポポや菊の花は、花びらのひとつひとつが花で、それが集まって1輪に見えている。だから、種子もまとまってたくさんつく。

 

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これはなんだろう?お花の名前、わからないけど面白い形。球根か根茎の植物じゃないかと。葉は、芍薬みたいだけど、花は見たことがない。

なんか、フリチラリアの花にもちょっぴり似ているけど、下のほうの葉がユリじゃないし・・・?

 

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福寿草が満開だ。鉢ものじゃなくて見るのは子供のころ以来かも。普通、露地では3月頃に咲くらしいが、さすが御苑はお手入れがよいのか、すでにかなり満開。ふかふかのマスキングで暖かく越年ししたのだろう。

 

 

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みんな、生垣でできた柵の奥に咲いていて、近づけない。匂いも当然かげないし、写真も、アップはこれがやっと。たぶん、人が入ると土が硬くなって花によくないからじゃないかな。ごめんね、カメラ小僧も、花にはちと迷惑かも。

 

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