再び、アジサイ(紫陽花)である。
巨大、といっても全体が巨大なのではない。
変異なのかな?
複数の花の栄養が、この一輪に凝縮したとか。
同じ木の鞠(まり)咲きのアジサイと比べると、花の大きさは3~4倍はあるのでは?
それにしてもキレイなブルー。
季節が進むごとに、色味が深まるような気がする。
アジサイの花の色が青から紫、ピンクに変化するのはは、土のペーハー、酸とアルカリによるものだと思っていた。
しかし、最近知ったのだが、酸によって溶け出したアルミニウムが関係しているそうだ。
すなわち酸性の土でも、アルミニウムを含まない土では、色が変化しないということのようである。
アジサイは雨にしっとりと濡れた風情が身上であると思うので、ひなびた土の花器や、籠に1輪ほど活けたりして楽しみたい。
八重咲きやフリル咲きなど、外国で品種改良された華やかなアジサイもあるが、それは紫陽花の本来のよさを損なっていると思う。
わがままな見解である。
これは、ついこの前までは淡いピンクだったのに。
3枚の花びらが珍しい紅いアジサイ。
紅白が一緒になった紅風車の株。