梅雨に入って、アジサイの美しい季節になった。
植物学の父、牧野先生によると「紫陽花」という字は間違いだそうだ。
でも、当て字としてはなかなか素敵だと思うのだが。
アジサイはいまや一年中花屋で見られるようになり、色も少しニュアンスのあるセピアの入ったグリーンやブラウニッシュパープルなど、
中心の部分がはじけて、しべがぴょこぴょこ出ているガクアジサイ。
学名のハイドランジア(Hydrangea)は水の容器という意味。
英名にもなっている。
雨をいっぱいに受けて、一段と鮮やかに咲くアジサイの花。
スタイリッシュな萼アジサイ。
淡いピンクが縁にさして花火のような変わり咲き。
いえいえ、雪の結晶にも見えてくる。
何か変だと思ったら、花びらが三枚である。