パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

インドボダイジュ 印度菩提樹 Ficus religiosa

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これが本当のボダイジュ(菩提樹)。
お釈迦さまが悟りを得たのは、仏教三大聖樹のひとつ、このインドボダイジュの樹の下である。


葉の先端が細く伸びている。
クワ科、イチジク属で、無花果(いちじく)のように花が外に咲かずに、果実の内側で咲いて実がなる。

「菩提」というのは、サンスクリット語で「目覚め」という意味があるので、やはり菩提樹はこれが本当といえる。


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インドボダイジュを本当の、といったのは、日本ではリンデンバウムのこともボダイジュと呼ぶことがあるからだ。


有名な歌曲、シューベルトの「冬の旅」で、

「泉に沿いて 繁る菩提樹

という一節に出てくるのは、セイヨウシナノキ、リンデンバウムのことである。

こちらはクリーム色の小さな花がたくさん咲き、甘い薫りが強く漂う。

ドイツベルリンのウンター・デン・リンデンの並木は有名だが、5月のパリも、テュルリー公園をはじめ街中が香りで満たされる。





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