「おおさむこさむ、山から小僧が飛んできた」
小さい頃は教えられるままになんとなく丸覚えして、
この大寒(おおさむ)と、大寒(ダイカン)を結びつけて考えたことはなかった。
そういうことって多いんじゃないかな。
唱歌、こいのぼりの中に出てくる、「橘薫る~♪」というフレーズも、「タチバナカオル」という人物だと思っていた友達もいたし。
今は二十四節気の「大寒」真っ最中。
池には厚く氷が張りつめている。
七十二候では「款冬華(ふきのはなさく)、水沢腹堅(さわみずこおりつめる)、鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」と続く。
そして、それが終われば待ちに待った「立春」。
寒さが続いてても、日照時間は確実に長くなっている。
ああ、春よ来い!