新宿御苑の温室でみつけた。
椿にしては侘びた感じがなく、ボリューミーな肉厚の花、なんだろう。
色も少し派手目で南国調。
そばによって名札をみると、ハイドゥンというベトナムの椿ということがわかった。
近づいて、さわらないようにそっと匂いを嗅いでみるが感じられなかった。
冬に咲く山茶花(サザンカ)はいいにおいだが、匂いのする椿にはまだ出会ったことがない。
このハイドゥン、樹高は2-3メートルまで大きくなるらしいが、まだ30センチほどの鉢植えである。
露地の椿はもう少し後、春に咲く花だ。
この椿も南国の花、耐寒性が弱い。
新宿御苑は暖かいのでこんな時期にみられるのだろう。
ブログ最新記事に戻る➤ブログ「パルファンサトリの香り紀行」, 調香師が香りでつづるフォトエッセー
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