3月24日はパルファンサトリの会社創立記念日。2009年に株式会社を設立して10期目になった。スタッフたちと、10歳のお誕生日を祝う。おめでとう、パルファンサトリ。ありがとう、みんな!ここまで続けてこれたことがとても幸せ。
六本木アトリエに引っ越してから初めての記念日である。今年のケーキは、東京六本木ミッドタウン「フルーツ ギャレリア サン・フルーツ 」のフルーツタルト。
キャンドルを10本立てて、みんなで歌って吹き消した。なんとなく照れくさくって、クスクス笑い声がもれる。
でも会社は10年目だけれども、実はこの仕事を2000年から個人で始めて19年。来年はブランド20周年になるので、まもなく成人式というわけだ。
創業社長にとって、「会社」は「子供」のようなもの。成長の早い子供もいれば、なかなか大きくならない子もいるように、その速度は一様ではない。そんなことが少しわかってきたのもつい最近のことである。
思うようにならない時は、焦って育児書(経営・ビジネス書)を読みあさったりしたことも多い。でも子育ての根っこはスキルではない。ハウツーは枝葉で、根本がなければ繁(しげ)らない。
パルファンサトリはまだまだ手のかかる子供である。一人では育てられなかったと思うけど、大勢の方に支えられて来たことを感謝している。
この気持ちを忘れないように、生きている間に「ありがとう」って、100万回言おう!と決心する。
1日100回を口に出して、1年で3万6千500回。28年で102万2千回。長生きすれば無理なくできそうな数字だ。(たぶん、あなたは長生きしますよって笑う人がいそうな気がする)
今日は何回ありがとうって相手に感謝のことばをかけただろう。足りない分は、一人で指折り数えて唱えている。
「ありがとう」の言葉が満ちて、まわりがちょっとずつ幸せな気分になったらいいなって思う。そんな程(ほど)のよさを続けていきたい。
作品を世の中に出していく。学んだことを伝えていく。
やりたいことやミッションはたくさんあると思うけど、自分のできることをひとつずつ積み重ねていきたいと思う。
今日お伝えしたいこと。
「皆様どうもありがとうございました!これからもパルファンサトリをどうぞよろしくお願いいたします!!」