デザインでも、余分なものをそぎ落としていって残ったものがシンプルで美しい。
しかし、それが言えるのは足して足して、てんこ盛りにした経験があってこそ。
やっぱり、子供のころは、よりデコラティブでゴージャスなものに魅(ひ)かれたもの。
勢いのあるときは、力技(ちからわざ)でどんどん加えて行ったらいいと思う。
っていうか、力がないと盛れないし。
幼虫が若葉をモリモリ食べるように、経験を蓄積して、貯めて、盛って。
あんまり早くにそんなこと(シンプルな方がいいとか)言っても、本当に分かっているのかな?と嘘くさいかんじがするもんだ。
引き算には技術がいる。
でも、最初から技術に走ったっていいものなんかできない。
今のわたしは?
どっちかわからない、算数苦手だったし。
足したり引いたり、日によってモードの違う、端境(はざかい)期のお年頃!