パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

フレグランスデザイン2級 卒業作品 銀河

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フレグランスデザイン2級 卒業作品 銀河

 

今までもパルファン サトリ フレグランススクールの生徒さんの作品をいくつか紹介してきましたが、これは通信教育でフレグランスデザイン2級を修了されたM.Oさんの卒業作品です。

2級の中期、後期では自分の好きなテーマを決め、12本の香水を作ります。
ひと通りできたところで、その香りを作品集としてまとめて修了。

 

Mさんは、長い時間をかけて苦労して作品を作りました。
これは決して買えないもの、唯一のものです。
これこそプライスレスでしょう。

  

4月からは1級に進級です。

 

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Mさんの香りは銀河をテーマに12種類。

香りをかぐと、「MARS・火星」は赤く、「Super Moon・月」はミルキーホワイトを思い浮かべます。
青い水の星、「Blue Planet・ブループラネット」はマリン系。

 

2級卒業までに使う香料は全部で144本あります。
でも、これだけの数の素材を個人で集めて勉強するのは難しいですね。


香りを作るにしても、香水を評価するにしても、香料がなければ先に進めません。

ネットが発展しても、香りは文字だけでは伝わりきらないでしょう。  
ローズの香りくらいは想像できても、「バルサム調?アルデヒドとは??オークモスのような香りって???」

香水のきれいなパンフレットに書いてあっても、実際にその香料を嗅いだことがある人は少ないはず。

 


 

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この作品集に使われている、小さなボトルとボックスはスクールの教材です。

生徒さんは課題で製作した自分の香水作品をボトルに充填して、
ラベルやアルバムなどを工夫して作ります。
これがまた楽しく、そして自分ブランドという世界観を創造する勉強になるのです。

 

この方はラベルを貼るのではなくて、直接ボトルに絵を描きました。
わずか1センチ四方のガラス面に、細密なイラストが丁寧に描かれています。

 

既成の大量生産品では決してできません。
まさに自分のためのオートクチュール

 

イデアから始まり、香りをデザインするだけでなく、きちんとした最終形にまで完成させること。
このプロセスはすべての「ものづくり」に役に立つトレーニングでもあります。

 

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生徒さんたちはみなクリエイティブで意欲的です。
だからこそ私も大切な時間を使って教えるかいがあるというもの。

 


こういった講座は「インスタントで何かを取得したい」「すぐ実用に役につものを求める」といった今の時流には、合わないかもしれません。

でも、いわば大量生産の教育でないからこそ、自分の学ぶ目的がわかってくるのです。
それぞれの段階で少しずつその成果を実感できるでしょう。

 

香りを作ることを通じて、自分を磨きたい。
知の目覚めによる心の豊かさを充実させたい。
そういう方はどうぞパルファンサトリを訪れてください。

私も皆さんと一緒に学びたいと考えて、スクールでお待ちしています。

 

 

 

パルファンサトリ フレグランススクール

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生徒さんの声

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