パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

香料(こうりょう)素材のこと

CYPRESS(サイプレス・イタリアイトスギ)

CYPRESS(サイプレス・イタリアイトスギ) 針葉樹系ウッディーで軽いスパイシー感のあるこの香りは、男性用香水に使われる。 ゴッホの作品をはじめとする、西洋の絵画でもよく見る、細長い円錐形をした高木である。 地中海沿岸地方に多く植えられレていて、…

アンフルラージュ(enfleurage) 香料の採油法

チュベローズ、ジャスミンなどの、熱を加えると壊れてしまうようなデリケートな花は、アンフルラージュという方法で香料を取る。手間のかかる、古くから行われてきた方法だ。写真の、木枠で囲ったガラス板の片面に、牛や豚の脂(ラード、ヘッド)を4対6で合…

なぜ、グラースが香料の産地として有名なのですか?

Q>なぜフランスで香水が発展していったのでしょうか? グラースが現在一番香水の名産地で知られているのは なぜなのでしょうか?A)ヨーロッパにおける香料・香水の長い歴史の中で、フランスに香水文化が花開く大きなきっかけは、中世イタリアとフランスの縁…

PATCHOULI(パチュリ)

パチュリはカシミアショールなどの虫よけとして使われた。インドネシア原産で、インド、マレーシア、ビルマなど熱帯地方でおもに生産される。90センチほどの高さになるシソ科の植物で、葉を刈り取り、日に干してから蒸留して精油を得る。収穫した葉を数日間…

パチュリ patchouli-1

パチュリは本当に面白い素材だ。単独では、ハーブをギュッと煮詰めたような強いグリーンウッディ、湿った藁(わら)の様なにおいでもある。アーシィ(土臭い)で暖かい。 シプレータイプの香水は、このパチュリに、オークモス、ベルガモットが骨格になってい…

アンバー Amber ケミカル

アンバーは、動物の地肌の匂いがする。

アンバー 龍涎香(りゅうぜんこう) ポマンダー

アンバー 龍涎香(りゅうぜんこう) ポマンダー アンバーは、中国では龍涎香(りゅうぜんこう)と呼ばれた。 龍の涎(よだれ)のように貴重である、という意味だ、と書いてある本がある。 また、ヨーロッパ人にその原料が何であるかを秘密にするために、貿易…

アンバーって何? Amber 龍涎香

アンバーって何? Amber 龍涎香 アンバーグリスは、マッコウクジラから採られる、動物性の天然香料である。茶色のイメージの、暗く重く、レザーの様な、オリエンタルタイプにはかかせない香調だ。 もともと、宝石の琥珀(コハク)のことをアンバー(amber)…

白いヒヤシンス Hyacinthus

別名の「風信子(フウシンシ)」は、春風に揺られて鳴るベルの花をイメージさせる。

柑橘(シトラス)の香り

かんきつ類の香りはなじみ深く、爽やかで嗜好性が高い。日本人には特に好まれる香調だ。

新宿御苑の花 梅

ピンクの梅の花はかわいくて庶民的な感じだ。

竹 Bamboo

与一「あ、私はせいぜいこのくらいしか鏡餅になっていないと言いたいんですね?」

シクラメンの香り

どうして?この花は「豚の饅頭」という名を持つらしい。

バニリン vanillin おいしい香り

香水、テュエリーミュグレーのエンジェルはもともとブルーの液体であるが、アトリエに長く置いているうちに緑に変色した。 なぜ本来青い香水が緑色に変化するかというと、 中に入っている成分のマルトールやバニリンが、光によって変色して黄色くなるから。…

フルーツの香り

甘いお菓子や、みずみずしい果物の香りは、小さい時からなじんでいるので嗜好性が高い。

カボシャール イソブチルキノリン cabochard

イソブチルキノリンは、ドライなウッディ、スモーキー、タバックの香気を持つ。

ムスク 麝香(じゃこう)

ムスクは、洗いたてのリネン類の香りであると同時に、香水のラストノートを作る重要な素材である。

加齢臭と呼ばないで その2

アラフォーから、男女を問わず加齢臭の原因ノネナールは発生する。

加齢臭と呼ばないで その1 <2-ノネナール nonenal>

香料の素材は、いいにおいとは限らない。

メロンの香り cis-6-nonenal シス6ノネナール

シス‐6‐ノネナール(cis-6-Nonen-1-al)は、強いメロンの香りがする。「シスー6ーノネナール」は、「ノネナール」と言っても、中高年者特有の体臭の原因となる「加齢臭」(2ーノネナール)とはまったく別のにおい。

Calone カロン 海の香り

Calone カロン 海の香り マリングリーン。生牡蠣や、きれいな海岸に行ったときに感じる、 やや青いような海の香り。 1990年発売の「カルバンクラインのエスケープ」は、大量のカロン(カローン、キャロンともいう)とローズの組み合わせが斬新だった。今見て…

イランイラン,Ylangylang

非常に強いフローラルで残香もある。 サンダルウッドやオポポナクスなどのウッディ、バルサム、レジンや、チュベローズ、ガーデニアベースなど、甘く重い香料とともにオリエンタル系によく使用さる。シャネルの5番はアルデヒドタイプだが、イランイランを効…

カカオの香り-2 チョコレート chocolat

これはフランスから来たカカオのアブソリュード。天然香料の素材の一つ。

イリス アイリス オリス ニオイアヤメ IRISS

ローズやジャスミンの天然香料が高額なのはよく知られているが、もっとも高価な香料はイリスである。

アルデヒド アルデハイド aldehyde  シャネル No.5

シャネルの5番を有名にした理由の一つに、合成香料アルデヒドがそれまでの常識に比べて多量に使用され、それが効果的で新しい香調を生み出したからだ。

バラの天然香料

一般的にバラの天然香料というと、ダマスクローズ(ローズエッセンス)とローズ・センティフォリア(ローズアブソリュード)の2品種があります。

バラの骨格

バラの香りは、「バラ」という一つの香りでできているわけではありません。

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