パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

香料

フレグランスデザイン講座の教材 香料など fragrance school

フレグランスデザイン講座の教材 香料など fragrance school 「フレグランスデザイン講座の教材香料はどんなものを使うのでしょうか?」 スクール教材として使用しているのは、天然、調合、単品香料の3種類。天然香料は、パルファンサトリが香水の調香用に使…

スメリングチェックとスズラン muguet, lily of the valley

スメリングチェックとスズラン muguet, lily of the valley パルファンサトリのフレグランススクールでは、香りをおぼえたかどうか、「スメリングチェック」といって、香料名をブラインドで(隠して)嗅いで名前をあてる訓練をします。 ミュゲ、すずらんの咲…

かぎ初め smelling

アトリエは明日から始まるが、今日はひとりで2018年の「初スメリングチェック」。書初めではなく、「かぎ初め」というところ。オルガンから無作為(むさくい)に選び出し香りを嗅ぐ。 今年3本目の香りは「veloutone(ヴェロートン)」。瑞々しいピーチ・フル…

My Perfume Organ ①私の調香オルガン台

Fragrance bottles are lining up like piano keys. We call this stand a " perfume organ". This is my perfume organ and I made it myself in 2001. Everyone gets surprised to know that this was handmade by me. I created it by imaging a perfume …

香水ブランドができるまで③世界調香師会議world perfumery congress

今回は最初の大きい仕事について書こうかなと思っていたり、香料の調達についてはまた少し別のときにと思ったり。話があっちこっち行ってしまうのはご容赦いただくとして、香水の仕事が今に続く大きなきっかけは、2004年のWPC、世界調香師会議(フランス・カ…

香水ブランドができるまで 香料の調達② fragrancelowmaterial

ある明るい秋の日だったと思う。少量で販売してくれるという、ありがたい奇特なその香料会社を訪れてみた。都心から電車に乗って1時間ちょっとのところである。駅から15分ほど、駅前のまっすぐ伸びた道路を歩いたところに、その会社はあった。正面はガラス張…

ジャスミンサンバック 茉莉花 Jasminum sambac

サンバックジャスミンと言えば、6歳のときの初めてのハワイ旅行。一般人の外国旅行が許可された年である。飛行場でタラップを降りると、髪の長いお姉さんが、香りのする白い花のネックレスをかけてくれた。3日たっても強く香る、その首飾りは「レイ」という…

ジャスミン 素馨 オオバナソケイ Jasminum grandiflorum

これは、香料を取るジャスミン。オオバナソケイ、Jasminum grandiflorumである。つぼみは赤く、ほっそりとしていて線香花火の先を思い起こさせる。開くと白くやや旋廻した花びらの縁(ふち)に、ところどころ淡い桃色の覆輪がでていかにも愛らしい。風にゆれ…

ナツメグ nutmeg ムスカデ Muscadier

ナツメグ nutmeg ムスカデ Muscadier スパイスのナツメグは香料素材としても使われる。 ミドルからラストにかけて、芯の太いスパイスらしいスパイス。ゴムっぽいウッディー感がある。 茶色のイメージ、ユゲノールがメイン成分で、ペッパーの要素もある。オリ…

ギンコウボク 銀厚朴 Michelia ×alba

銀厚朴(ギンコウボク/Michelia ×alba )はモクレン科オガタマノキ属の常緑高木で、ホワイトシャンパカとか、白玉蘭(ハクギョクラン)の別名もある。 エキゾチックな香りのこの花から得た香料はマグノリアオイルとよばれる。 泰山木(タイサンボク)やコブ…

南仏だより-14 ヴァランソル高原へ4 Lavandin

カンヌから200kmほど西北西へグラースを抜け山を越えて、南仏プロバンスの盆地をサン・クロワ湖を横目に、車で2時間ほど走ったところにヴァランソル高原がある。 我々が訪ねた人はチャールズ・オブリー氏という。 250ヘクタールの彼の農場は主としてラバン…

ジャスミンの花 Jasminum grandiflorum

香料用のジャスミン、オオバナソケイ。香水に使用される種類のジャスミン。 新宿御苑では、管理棟の近くに咲いている。 南仏では初夏に咲く花だが、日本の夏が暑すぎるのか、冬が寒くて花時に間に合わないのか、ここでは秋口によく咲いている。

サンダルウッド 白檀 sandalwood 香料

サンダルウッド 白檀 sandalwood 香料 サンダルウッド(白檀)は香水のラストノートとして重要な素材である。この木材の芯の部分を水蒸気蒸留して香料を得る。 サンダルウッドは東南アジアに生息する木で、他の植物に寄生して成長する。成熟までは60年ほどか…

香水の匂い立ち②トップノート(TOP  NOTE)

「匂い立ち」とは、「時間が経つにつれて香りが変化すること」です。 一番初めに匂い立つ香り、これをトップノート(TOP NOTE)と言います。香りの第一印象になります。

鈴蘭の香り②

例えば古くはコティのミュゲ・デ・ボワ(1936)。森の鈴蘭という名の香水。

レモンの香り シトラール(citral)

レモンの香り シトラール(citral) レモンの香りの、爽やかな部分はシトラールという香料成分である。 柑橘系のオレンジと同じく、リモネンという成分が多いのだが、レモンにはオレンジの甘さやオイリーな感じはなく、すっきりとしているのが特徴だ。 シトラ…

ゼラニウム 香料 Geranium

ゼラニウムから採れる天然香料は、香水に良く使われる素材である。

ローズ・ゼラニウム Geranium

ローズ・ゼラニウムは、センテッドゼラニウムとも呼ばれる匂いゼラニウムの仲間。

これは、そのへんでよく見かけるありふれた苔。苔類は四億年の歴史を持つ、あらゆる植物の祖先で、世界中に一万種類以上を数えるそうである。

アンフルラージュ(enfleurage) 香料の採油法

チュベローズ、ジャスミンなどの、熱を加えると壊れてしまうようなデリケートな花は、アンフルラージュという方法で香料を取る。手間のかかる、古くから行われてきた方法だ。写真の、木枠で囲ったガラス板の片面に、牛や豚の脂(ラード、ヘッド)を4対6で合…

なぜ、グラースが香料の産地として有名なのですか?

Q>なぜフランスで香水が発展していったのでしょうか? グラースが現在一番香水の名産地で知られているのは なぜなのでしょうか?A)ヨーロッパにおける香料・香水の長い歴史の中で、フランスに香水文化が花開く大きなきっかけは、中世イタリアとフランスの縁…

PATCHOULI(パチュリ)

パチュリはカシミアショールなどの虫よけとして使われた。インドネシア原産で、インド、マレーシア、ビルマなど熱帯地方でおもに生産される。90センチほどの高さになるシソ科の植物で、葉を刈り取り、日に干してから蒸留して精油を得る。収穫した葉を数日間…

パチュリ patchouli-1

パチュリは本当に面白い素材だ。単独では、ハーブをギュッと煮詰めたような強いグリーンウッディ、湿った藁(わら)の様なにおいでもある。アーシィ(土臭い)で暖かい。 シプレータイプの香水は、このパチュリに、オークモス、ベルガモットが骨格になってい…

ラブダナム Labdanum

フランスでは、花と見ればとにかくやたら撮りまくっていて、撮った記憶にないものもある。

アンバー Amber ケミカル

アンバーは、動物の地肌の匂いがする。

アンバー 龍涎香(りゅうぜんこう) ポマンダー

アンバーは、中国では龍涎香(りゅうぜんこう)と呼ばれた。

アンバーって何? Amber 龍涎香

アンバーグリスは、マッコウクジラから採られる、動物性の天然香料である。茶色のイメージの、暗く重く、レザーの様な、オリエンタルタイプにはかかせない香調だ。

ミモザの香り アカシア Mimoza

お花屋さんにミモザが入ると、「ああやっと春が来たんだな」と毎年思う。

レモン(檸檬)の木

レモンには何か「舶来」のイメージがある。

あおもじ Litsea cubeba

アオモジという。 明るい黄緑と、鈴なりについた丸いつぼみが面白く、花木として大ぶりに活けるととてもすてきな枝ものだ。

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