パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

茶道

初天神、春の茶碗で毎朝の一服 tea ceremony

今年は92歳という高齢でもあり、この数年で母は茶道具をずいぶん整理してしまった。私がお茶を始めた12歳のころから、いずれ私が使うだろうと思って買い求めたものが、やがて私はお茶の道には進まないことがわかり、母はずいぶん期待外れであったろう。流礼…

初釜にて tea ceremony

足の弱った母の代わりに来はじめて、今年で18年目になりました。遠州茶道宗家(えんしゅうさどうそうけ)の点初め式にて。母も私も裏千家ですが、40年ほど前に小堀遠州顕彰会(こぼりえんしゅうけんしょうかい)が出来たときに母が入会したご縁で、今でも点…

母の茶道具 独立記念日 The Declaration of Independence

日本に帰ってきてもう2週間になるというのに、まだオランダ便りが終わらないほど、たくさんの体験をした。とりあえずオランダ便りはしばらくお休みして、また日常のことなど書いてみたい。7月4日、母の毎朝の一服で、可愛い、焼き物の小箱が飾られていたので…

毎朝の一服 立冬から小雪まで① morning matcha green tea

「さとりちゃんのママって、たくさんお抹茶茶碗持っているのねえ」たまたまインスタの「毎朝の一服」を目にした従妹がそう言っているという。 ほとんどはお稽古用だけど、確かに押し入れの中には、母の長い茶歴(ちゃれき)の中で、好きで集めた茶碗がある。…

毎朝の一服  early_morning Tea

茶碗の縁(ふち)の口当たりが、お茶の味を左右する。 よく言われる事だけれども、年を取ってようやく実感するところである。 季節にふさわしい茶碗なら格別の味わい。 例えば、 志野(しの)のふっくらとした口当たりでいただく冬の抹茶。 青磁(せいじ)の…

志野茶碗 Shino ware

母は志野茶碗を三つもっているが、その中の一つ。 陶芸仲間だった出光昭介(いでみつしょうすけ/元・出光社長)氏の作品で、実業家らしい豪快な作風がとても魅力的だと思う。 ただ、私には少し大きくて重いし、手に余る感じがする。 母曰く 「志野は60歳を…

初天神(はつてんじん) 毎朝の一服③ Tenjin (Shinto)

初天神とは、正月25日の、その年初めての天満宮の縁日。落語の演目にもなっている。 母の部屋には、いつもは掛け軸の前に香合があるのだが、今朝は可愛い人形が置いてある。 母は月に2~3回、歳時記にちなんだ飾りつけを変えて楽しんでいる。 「1月25日は…

裏千家初釜式 2016年 Hatsugama (the first tea ceremony of New Year)

毎年1月16日は裏千家の「初釜式」前のお席には安部総理がおいでになる。今年も家元のお濃茶席で、大宗匠がご挨拶においでになり、90を超えて立ったり座ったりとおみ足もお丈夫。みなにお元気に声をかけて下さるご様子に嬉しい気持ちがする。アイドルなみに人…

半襟をつける neckpiece on a kimono

今日は、遠州流宗家の点初式。着物は白に「やり梅」の刺繍に、金のつづれ帯を合わせてみた。これは40年前の母の着物を、20年前に私のサイズに仕立て直した中でも特に気にいっている。近頃では着物を着る機会がめっきり減って、年のせいか、段取りを忘れてし…

母の茶道⑧志野 「卯花墻(うのはながき)」写し The Way of Tea

国宝の志野(しの)茶碗「卯花墻(うのはながき)」の写し・・・のつもりだそうである。 「母の茶道⑦日本陶芸倶楽部」で、母の陶芸道楽について書いたが、これは母の焼いた志野茶碗。下の赤い土がうっすらと透けて、灰色の模様もやわらかな味わいである。 サイ…

母の茶道⑦ 日本陶芸倶楽部 Pottery

この志野(しの)のお茶碗は、古いものの写しではあるが母の作品である。「志野の茶碗は60歳を過ぎて使うもの、と言われたものだ。今はそんなことあまり気にしないみたいだけど・・・」そういいながら、母は朝のお茶をたててくれた。-若い頃には似合わなくて、…

母の茶道⑥織部  Oribe

昨日の続きであるが、私が横入りして母のお手前のペースが狂ってしまったため、翌日は「続きお薄(うす)」とは別に、盆点(ぼんだ)てでお抹茶を点(た)ててくれた。お茶の四方山話(よもやまばなし)は、その場面にならないと出てこないもので、本を読ん…

母の茶道⑤ 朝茶を二服 Chanoyu

茶道で「朝茶(あさちゃ)」、といえば朝のお茶事のこと。 また、「朝茶は二杯」というように、朝のお茶は1杯ではなく、2杯飲むものということわざがあるが、こちらは煎茶のことのようだ。 ここでは「朝に抹茶を飲む」という意味で、「朝茶」ということばを…

織部焼(おりべ)Oribe 香合/ incense case 母の茶道④

これは、織部焼(おりべやき)の香合(こうごう)。形はギボウシ(擬宝珠)、ニ代目池田瓢阿(いけだひょうあ)先生の作である。二代池田先生は十年ほど前に亡くなられてしまったが、籠師(かごし)、竹芸家として作品を作られる傍ら、教室も開いておられて…

簡単!抹茶を濾す方法 tea ceremony 母の茶道③

簡単レシピ!調のタイトルにしてみたが、いたってまじめである。茶道で使うお茶は、普通の煎茶などの茶葉とは違い、碾(ひ)き臼で細かい粉に挽(ひ)いてある。そのため湿気を吸いやすく、保管したままの状態でお茶をたてると、きれいに溶けないでダマがで…

母の茶道② tea ceremony

40代の頃からだから、もう半世紀近くになるだろう。母は毎朝、お薄(おまっちゃ)を自分のために二服(二杯)たてる。来年90歳になろうとしているが、いまだに元気なのは、ひとえにこの緑のお茶によるものだろう。部屋の一角に小さなコーナーをしつらえ、誰…

お初釜 その2 New Year's Tea Celebration URASENKE 2014

気がつけばもう1週間、 16日は裏千家の「初釜式」であった。前のお席には安部総理もおいでになられた。 今年も大宗匠のお顔を拝見しご健勝のご様子に安堵する。 初けずりのお茶杓は毎年干支にちなんで銘をつけられる。 今年は午年(うまどし)。うすれゆく記…

お初釜 その1 New Year's Tea Celebration

年が明けたと思ったらもうすぐ節分。日々の速さに驚いてしまう。15日は遠州流、16日は裏千家と、 先週はお家元の初釜が続き慌ただしく過ぎてしまった。 毎年、お祝い膳を頂いた後、干支の入った板と口取りの器を持ち帰る。十二支も3順目、板も器も一つづつ増…

初釜 裏千家 "the first tea ceremony of the New Year"

16日は茶道裏千家の2013年の初釜式にお招きしていただいた。

点初め(たてぞめ) enshu-ryu 2013

道には昨日の雪がまだ残っている。ぞうりでは心もとないと思い、下駄をはいていくことにした。 家を出るとよく晴れて、思ったよりは暖かい。 先に見えるのは桜のようだ。冬に咲く、十月桜かと思う。

茶道裏千家 お家元 初釜2011

そして昨日に続いて、今日16日は市谷加賀町の裏千家お家元の初釜に席入りさせていただいた。

輪島塗 漆の時計文字盤作品展 銀座天賞堂

今日は銀座天賞堂で、輪島塗の文字盤展示会のオープニングパーティーと表彰式があり、すばらしい作品の数々を拝見させていただいた。

新宿御苑 シジュウカラ

戸外、それも林の中で見る小鳥って本当に可愛い♡

こぶし、新宿御苑 Magnolia

白く清潔な花、こぶし。

桜の開花 新宿御苑 Cherry blossom

開花宣言があったし、新宿御苑も人がいっぱいだろうな、と思いながら午後でかけてみた。

梅 光琳茶会  /Fleur de Prunier

梅と言えば尾形光琳、光琳と言えば紅白梅図。熱海のMOA美術館にある。

茶の世界史 中公新書

「茶の世界史」は緑茶の文化と紅茶の社会というサブタイトルがついている。角山栄氏によって1980年に書かれた本である。

匂い袋 初釜にて

遠州さんに続いて昨日の裏千家御家元の初釜でいただいたおみやげも匂い袋だった。

裏千家御家元 初釜 2010

昨日に引き続き今日も裏千家お家元の初釜に伺う。京都の裏千家は昨日で終わり、東京でのお初釜は今日から始まる。

遠州流御家元 初釜

茶道、遠州流のご宗家(お家元)は、飯田橋からほど近くに居を構えられ、都会とは思えないような閑静なたたずまいだ。

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