パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

歳時記と日本のことば

二十四節気 雨水 雛飾り Traditional Hina Dolls on Display

2月19日、今日は二十四節気の雨水(うすい)です。これからはひと雨ごとに暖かくなりますね。

ひな祭りHina-matsuri Girl's day②

これは三上戸(さんじょうご)の、泣き上戸君。そのほかに、笑い上戸、怒り上戸くんがいる。小さいころ兄にいじめられて泣くと「やーい、泣き上戸め~」とからかわれたものである。三人官女は、お姫様のお輿入れ(こしいれ)に随行してきたお付きの女官。後宮…

冬至 2018年 touji(solar term)

今日は昼の時間が一番短い「冬至(とうじ)」。子供の頃、母がよく「冬至を境(さかい)に畳(たたみ)の目一つ分づつ陽脚(ひあし)が伸びる」という言葉を使っていたのを覚えている。だがながくその意味を正しく理解していなかった。夏至(げし)を過ぎる…

立冬、りっとう(Lìdōng, Rittō)

今日は立冬(りっとう)。二十四節気(せっき)の第19番目である。「初めて冬の気配が現われてくる日」というが、今日のこの暖かさはどうだろう。 それでもひとつの節目として、冬に備える心の準備を始められる。 茶道の世界では、立冬の頃に炉(ろ)を開く…

重陽(ちょうよう)の節句 9th September

9月9日、今日は重陽(ちょうよう)の節句。菊の節句ともいわれる。菊は姿を愛でるだけでなく、日本では長寿や健康に良い「食」としても用いられてきた親しみのある植物である。この日、「きせ綿」といって菊の花に前の晩に綿を被せておき、そのかぐわしい朝…

大寒:水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし) 72 pentads

1月25日は二十四節気「大寒」の七十二侯次侯「水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし)」一年で最も寒い時期だ。なんかもう、氷の上を渡る風って強烈。でも、北の国の人にしてみれば、東京なんかすごく暖かいらしいけれど。寒いときは暖かい時に比べて、空気が…

将棋の日 Shogi_Japanese chess

11月17日は将棋の日。徳川家康が将棋好きで、旧暦のこの日に「御成将棋」が行われるようになったとか。ここはJR千駄ヶ谷のホーム。大きな駒が飾ってあるのは、千駄ヶ谷に将棋会館があるからだろう。今日は将棋の日➤将棋会館➤鳩森神社という連想から、アトリ…

二十四節気の霜降 毎朝の一服 morning matcha green tea

今日、10月23日は二十四節気の霜降(そうこう)。露(つゆ)が冷気で凝って霜となる。鶴屋吉信の「園の菊」にて毎朝の一服。あんこを外郎(ういろう)で薄く包み、細かく砕いたかすてらがふってある。さとり「まるで菊に降りた霜のようじゃのう。」与一「そろそ…

重陽(ちょうよう)の節句 Double Ninth Festival

今日は重陽(ちょうよう)の節句。3月3日が桃の節句なら、5月5日は菖蒲の節句、7月7日は笹の節句であり、9月9日は菊の節句である。1月7日は月日が重ならないが、七草の節句で、合わせて五節句となる。今日は「菊尽くし」で、菊の物を重ねてもいいので、母の…

毎朝の一服⑤ 節分 Setsubun 鬼は外、福は内

節分は、各季のの始まる前の日のことだから、立夏、立秋、立冬の前の日も、節分なのだけれども、今では節分と言えば立春の前の日をさす。新年は正月から始まるのが当たり前だが、お商売をしているお家の一年は節分を境にするという。節分の、今日の棗(なつ…

初天神(はつてんじん) 毎朝の一服③ Tenjin (Shinto)

初天神とは、正月25日の、その年初めての天満宮の縁日。落語の演目にもなっている。 母の部屋には、いつもは掛け軸の前に香合があるのだが、今朝は可愛い人形が置いてある。 母は月に2~3回、歳時記にちなんだ飾りつけを変えて楽しんでいる。 「1月25日は…

舌切り雀 Tongue-Cut Sparrow

「舌切り雀」は昔に繰り返し読んだ民話で、本の絵柄は今でも覚えている。 ちっちゃい頃、裁縫箱の横で遊びながら、母が糸切りハサミを使っているのをよく見たものだ。そこへ兄がやってきて、「うそをつくと、このはさみで舌を切られちゃうんだよ」っていうと…

お雛さま おかたづけ Hinamatsuri Imperial dolls

にやり、右大臣くん。これでゆっくり眠れるわい。角度によってなのかな・・。なんかみんなほっとしているみたい。髪の毛にねぐせがつかないように、撫でつけてから、しまう。また、来年までおやすみ。もう、3月4日にはかたづけなくてはならないのだが、(な…

おひなまつり、お供の子たち③三人官女 three court ladies ,Hinamatsuri

官女中「あーやれやれ、ずっと立ってるのって疲れちゃうわ。いいわね、あんたたちは座ってられて」官女左「ナニ言ってんの、お姐(ねえ)さんだって、夜に皆が帰った後で、おちゃんしてたでしょ」官女右「ネエ、おちゃんって何?おちゃんって」官女左「いや…

節分(せつぶん) Setsubun

2月3日は節分。かなり昔になるが1月の終わり、あるところで食事をしながら「もうすぐ節分ですね」という話になった。私はそのとき節分は年によって違うと思っていたので、「今年は節分は何日でしたかしら?」というと、冗談で言っていると思われて大いに受…

四十七士 討ち入り 47RONIN

今夜は四十七士討ち入りの12月14日。 今日、若い生徒さんに「赤穂浪士って知ってる?」 と聞いたら、『は、なんですかそれ』というような顔をしていたので 「今の人はしらないんだ!」とびっくりしたけど、30年前も私の母親世代が同じようなこと・・・「若い…

酉(とり)の市 三の酉 Tori_no_ichi

11月の酉の日は全国の鷲(おおとり)神社で「酉の市」が行われる。27日は三の酉。 三の酉のある年は火事が多いと言い伝えられているが、三の酉は2年に一回あるそうだから、珍しいことではない。まあ、日本の冬は乾燥しているから、常に注意喚起というところ…

寒露(かんろ)二十四節気 Hanlu,Kanro

二十四節気の第17、秋分から数えて15日。 「露(つゆ)が冷気となって凍りそうになるころ」という日なので本来は寒いはずなのだが、今日のこの暖かい陽気はどうしたものか。 寒さが凝(こ)って赤く宿った去年のカラスウリ。 ことしはまだ、青い。 いずれゆく…

逢へりし君に 恋ひにてし sakura

去年の春 逢へりし君に 恋ひにてし 桜の花は 迎へけらしも 去年之春 相有之君尓 戀尓手師 櫻花者 迎来良之母 若宮年魚麻呂(巻8・1430) 去年の春に会ったあなたを恋い慕って、桜の花は今年こうして迎えに来たにちがいないことよ。 万葉集は恋の歌が多い。…

春の日の長くなるこそうれしけれ  Empress Shōken

「春の日の長くなるこそうれしけれ 書をみるにも花をみるにも」 ‐昭憲皇太后 御歌‐

鶏始乳 にわとり はじめて とやにつく

七十二候 鶏始乳 「にわとり はじめて とやにつく」 鳥屋(とや)で鶏が卵をうみ始めること。 二十四節気の大寒もいよいよ末候。次の節気「立春」を前に、春を予感させる言葉だ。

おおさむこさむ 大寒 水沢腹堅 Dahan (solar term)

「おおさむこさむ、山から小僧が飛んできた」 小さい頃は教えられるままになんとなく丸覚えして、この大寒(おおさむ)と、大寒(ダイカン)を結びつけて考えたことはなかった。 そういうことって多いんじゃないかな。 唱歌、こいのぼりの中に出てくる、「橘…

お疲れ様っていい言葉♪ Otsukare-sama

「お疲れさま~」「おつかれさま~」 帰るとき、声をかけ合う。ありふれてるけど、こういう言葉って日本語独自のもの。 ねぎらう、というか、励ますというか。

ふゆはつとめて 清少納言 Sei Shōnagon

冬はつと(夙)めて、雪の降りたるは いふべきにもあらず 霜のいと白きも またさらでもいと寒きに 火など急ぎおこして 炭もてわたるも いとつきずきし 昼になりて ぬるく ゆるびもてゆけば 火桶の火も白き灰がにちに なりてわろし

芹乃栄(せりすなわちさかう)小寒 Xiaohan 七十二候

今日、1月5日はは二十四節気「小寒」の七十二候「芹乃栄(せりすなわちさかう)である。 1月の後半に来る「大寒」は最も寒い頃であるが、その前の「小寒」になったばかりでも充分に寒い。ううう、辛いよお。 なのに、また今朝も来てしまった新宿御苑。今日は…

金盞香(きんせんか さく) Narcissus

金盞香(きんせんか さく) とは、水仙の花香る頃。24節気72候、立冬の末候ともなれば木枯らしが吹き始め、本格的な寒さがやってくる。

山茶始開(つばきはじめてひらく)立冬 11月7日

山茶始開(つばきはじめてひらく)、立冬の初候11月7日。 今日は昼間は暖かかったけれど、夜になってぐっと冷え込んできた。なんとなく、紅葉の時期は晩秋の範囲のような気がしていたが、暦の上ではすでに冬の始まりである。

寒露 KANRO is the 17th solar term

寒露は24節気の第17番目。 露が冷気によって凍りそうになるころ、冬鳥が渡ってきて、菊が咲き始め、こおろぎなどが鳴きやむころ

植物界の契約/kingdom Plantae

植物界には厳格な契約があり、そのたゆまぬ履行によって秩序が保たれている。 日本人が几帳面な国民性を持ってきたのは、この「植物契約の中で育ったから」という考え方はどうだろう。 新宿御苑に通い始めてつくづく実感することは、植物たちは本当に生真面…

白露(はくろ) Solar term "Hakuro"

白露(はくろ)は二十四節気の第15番目。今朝は急に空気が変わって、陽の光が透明になったようである。 「大気が冷えて、露(つゆ」)ができるころ」という。

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