本
日曜日、待ち合わせまで時間があったので、恵比寿のアトレで文庫本を買った。レジで、「カバーおかけしますか?」と尋ねられたのでお願いすると、「何色にされますか?」と、こんどは10色ほどの小さな色見本を見せられた。一瞬、なんのことだかわからなくて…
あなたが欲しいものは心でしょうか、形でしょうか。両方を得ようとしても得られませんよ。形だけを得ても、心は手に入らぬものです。心があれば形は自(おの)ずとついてくるでしょう。「幸せの青い鳥」を探し求めて、最後は自分の家に見つけるという寓話は…
マダム シック。58~78歳のパリのすてきなマダムたちの写真集。撮影はパリ在住のフォトグラファー、YOLLIKO SAITOさんによる。タイトルどおり、登場するマダムたちはシックでファッショナブル。どなたも生き生きとした笑顔が美しい。そしてとてもカッコいいの…
昨日に続き、これもパルファンサトリのライブラリーからアンティークの香水本のポスター。Erizma Paris(1885~)というブランドのSirda(1925)という香水。1925年といえばアールデコの時代。これも浮世絵風。このポスターの花は枝垂れ梅だと思うけれど、葉が…
「土を喰う日々」(水上勉)、発行日の1982年と言えば、もう30年も前のこと。 水上氏が丹精込めて育てた野菜を丁寧かつシンプルなひと皿にして出すという、12か月の旬をつづった料理エッセイである。
日本の昔話。小さい頃、繰り返し読んだおとぎ話。 猿のしっぽがなぜ短いか、とか、クラゲの骨がなぜないか、など、すっかり忘れていた話も、柳田国男氏が歳月をかけて集めた「日本の昔話」集を久しぶりに読んだら あらためて思い出した。 若い頃、キャンプの…
25ans ヴァンサンカン11月号に、パルファンサトリのキンモクセイの香水「ソネット」が紹介されました☆ 心に効くフレグランスをもってこそエレ美女!「私」のための香りを選ぶ 特集297P ヴァンサンカン11月号➤http://www.25ans.jp/member/magazine_25ans/1…
グリム童話の中でも白雪姫、イバラ姫(眠れる森の美女)、灰かぶり(シンデレラ)などは有名だ。 また、3人兄弟のテーマはよく登場するが、このケースはほとんど末っ子が成功する。ほかにも寓話(擬人化された教訓)であったり、勧善懲悪とか、苦労した末に…
昨日、シンデレラのことを書いていたらまた物語を読みたくなった。ディズニーのカボチャの馬車に乗っていく「シンデレラ」ではなく、グリムの「灰かぶり」 のほうだ。 この年になるまで「グリム童話」を何回買っただろう。文庫だから、いつの間にかなくなっ…
女の子の夢、私も大好きな「シンデレラ」の話。なんで今まで書かなかったのかな? 「シンデレラ」と「サンドリヨン」の違いを聞かれて、ふと書いてみる気になった。
本日発売の「わらく・和楽」3月号の177ページ、和楽プレゼントにパルファンサトリの苔清水(こけしみず)オードパルファンが載っています。 3名様に当たります。和楽読者の皆さま、雑誌とじ込みのハガキでどうぞご応募ください。
このたび、先端技術・産業情報書を数多く手掛ける「シーエムシー出版」から、「次世代香粧品の香り開発と応用」が出版されました。 本書籍は15名の共著による香粧品香料の専門書で、高砂香料工業㈱の丸山賢次氏が監修されたものです。 「大沢さとり」は第一…
実家の化粧室に、小さな額がかかっている。 白い紙の真ん中に大きな丸が一つ。そして下に小さく「八、人牛俱忘」と書いてある。 いつも見るたびに「この絵はなんだろう・・・?」と思っていた。 しかし外へ出ると忘れてしまい、ときどき絵を掛け替えることも…
植物が好き。ごくありふれた草でも、じっと見ていればその形の不思議さ、自然の営みの偉大さに心打たれるものだ。
雪の研究で知られる中谷宇吉郎博士の随筆集から、樋口敬二氏が編集した岩波文庫の一冊である。
ホンダの創始者である本田宗一郎氏の言葉が、一日一話ずつ、全366話の短いエッセイになっている。
古い香水の処方が書かれた、調香師のためのアンティーク本。
婦人画報の「美しいキモノ」2011年3月号に「さとり」のオードパルファンが紹介されました。
香水を知らなくても、ラリックと言う名前と、コティのアンブル・アンティークのボトルを見たことのある人は多いと思う。このアンブル・アンティーク(Coty Ambre Antique 1905)の香水は、オポポナックス的なバニリンの甘さの有る香り。…
今から10年ほど前、パリの骨董本専門の店で見つけた、アンティーク香水の本。
デュ・モーリアの「レベッカ」は、18の私のとびきりのお気に入りだった。
東京でも昨日から雪がたくさんふっている。春と冬を行ったり来たりする今の時期らしい。
あの有名な、「雪は天から送られた手紙である」という言葉を生んだ、中谷宇吉郎博士は「雪」の研究の第一人者である。
香り全般はもとより、香水が登場する小説は、あまり多くない。
小説の中の香りの描写は多いとは言えないが、非常に効果的である。
青山通り沿い、表参道交差点近くのビル2階に、大坊珈琲店はある。
おととい書いた、「私の読書ノオト」に、有名なイプセンの戯曲「人形の家」が載っていた。
「私の読書ノオト」と気取ってみたが・・・、思春期の頃の雑記帳だ。
小さい頃からの時代劇ファン、昔からずっと江戸古地図が欲しいと思っていたところ、銀座の本屋で「池波正太郎の世界」という地図を見つけた。
とってもレアでコアな本「大正会夜話」は、大正生まれの会のその綺羅星のようなメンバーの魅力をひとりづつ語った、今でいうエッセイである。著者は自らも会員の帯谷瑛之助氏。