パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

処方箋

香りを追いかけて

香りを追いかけて しっかりと栓を締めても、香りは少しづつ少しづつ逃げていく。 どんなに大切にしていても思い出が時とともに褪せていくように。 私は手にとって蓋をあけ、ムエットの先を浸す。吸い上げた僅かな液体から立ち上る香り。 例えば、初め涼しげ…

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